オーストラリア横断鉄道「インディアンパシフィック」

インパシ

オーストラリアを一周したラウンド旅行の締めくくりがこの「インディアンパシフィック号」によるパースからシドニーへの大陸横断3泊4日の旅でした。この貴重な機会の記念に奮発してファーストクラスを利用。個室で豪華食事つき。これ以上無い思い出となりました。

パースを出て世界最長の直線線路を持つナラボー平原を進み、3日目にはアデレード、そして4日目にシドニーへと到着します。何もすることがなくボーっと窓の外を見ながらオーストラリアに居た一年間のことを思い出す。そんな、まったりとした時間を心から楽しみました。

2001年1月22日パース発、1月25日シドニー着

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シベリア鉄道でロシア7泊8日横断

シベリア鉄道

世界最長の長距離列車といえばシベリア鉄道。これを経験しないわけにはいきません。大学最後の年の夏休みにその計画は実行されました。

富山県の伏木港から船でウラジオストクに入り、そこから7泊8日の列車旅です。僕の場合は途中のイルクーツクで下車して一泊しましたが、一気にモスクワまで行くという人もかなりの割合です。

変わらない景色が流れ続ける8日間。でも決して退屈することはありませんでした。同じように遥かなるヨーロッパを目指す旅人がたくさん乗車していますし、途中停車駅での食料争奪戦の激しさ、そして現地ロシア人との交流など、様々な出会いや体験が待っていました。

一生に一度は、「ヨーロッパへは飛行機を使わず」をおすすめします☆

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【86日目】その2 夜行列車1等寝台チェンマイ行き

チェンマイ行き

2008/06/08 その2

昔ある人に、「あなたはタイのチェンマイやネパールのポカラなんて気に入るかもよ」と言われた記憶があります。その時から、どちらの町もいずれは訪問してみたいと思っていました。

2日前にバンコク中央駅「フアランポーン駅」のチケット事前購入窓口で、今晩のバンコク発チェンマイ行きの夜行列車の予約を入れていました。僕にとっては寝台列車での移動は学生のときに乗ったトルコ鉄道やロシア・サンクトペテルブルク間の「赤い矢号」、もちろんシベリア鉄道もそうですが、その時以来になります。エミにとっては寝台車両ははじめての経験とのことです。

せっかくの機会なので、1等キャビンを予約しました。2等ですと4人部屋のコンパートメントになってしまいますが、1等キャビンなら2名利用で完全個室です。キャビンに洗面台も着いていますし、座席⇒ベッド⇒座席へのベッドメーキングもすべてやってもらえます。希望すれば食事のサービス(優良)も受けられますし、13時間の長丁場が快適にすごせること間違いなし。

そんなわけで、18時発の列車に乗るために30分前に駅に到着。車内の食事は高額と聞いていたので、駅の露天や売店でたくさん食料や飲み物を買い込んでいよいよ乗車です。

チェンマイ行きの夜行列車はタイの列車の中での特に人気路線のため、早めに予約をしておかなければキャビンなどは取れなかったと思います。乗り込んでみると予想通り一等車両は全室満室。隣に連結している2等寝台車にも人がたくさんいるようでした。2日前の予約でキャビンが確保できたのはラッキーだったのでしょうか。

定刻どおりに出発した列車は、グングン速度を上げる・・・どころか、かなりスローなペースで最初の数時間を費やしていました。こんなので時間通りにチェンマイにつくのだろうかと心配になりながら、いつのまにか心地よく睡眠へと落ちていきました。

やはり個室でベッドもしっかりしていると寝心地は抜群です。列車がすごく揺れるのと、異様に冷房が効いて寒いため(かなり冷える!)に何度も起きるはめになってしまいましたが、やはり1等寝台は快適でした。13時間って長そうだなと思っていたのですが、そんな半日がかりの移動がまったく区にはなりません。

他のクラスよりかなり高いといっても、二人で2700バーツほど。この距離の移動と、1泊の宿泊代を考えれば、めちゃくちゃな高さではないと思います。タイの長距離移動には1等キャビンを!おすすめです。長袖必須。

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