【32日目】その1 トロントからニューヨークへ

アメリカン航空4772便

2008/04/15 その1

トロント朝5時起床。こんがりと焼いたベーグルにバターをたっぷり塗って紅茶と楽しむ余裕を見せながらも、着々と出発に向けてパッキング。6時半に宿をでて、気温ゼロ度のトロントのダウンタウンをおそろいのキャリーバッグをひっぱってトコトコと駅まで向かいます。

今日のアメリカン航空AA4772便ニューヨークJFK空港行きは10時のフライトということで8時ごろには空港に行こうと思うと自然とこんな時間の行動になりました。空港へのリムジンバス(15ドル)を使えばいいのですが、公共交通機関を使って地下鉄と市バスで乗り継いでいけば3ドル弱で空港まで行けますので、使わない手はありません。

事前に調査したとおり。トロント・ピアソン国際空港に8時ピッタリに到着するバスにうまく乗ることができ、無事チェックイン。今回も、トロントに入ったときと同じ、約40席ほどしかないミニジェット機ですので、ビジネスクラスの座席設定はなく、残念ながらエコノミー。でも周りに人が居ない席を選んでくれたのはちょっとした配慮でしょうか。

1時間強のフライトはあっという間。昨日のトロント・ナイアガラ間のバスよりも短い時間なのですから、楽なものです。小さく弱々しい機体は、着陸寸前に機体が折れるのではと思うほど揺れに揺れましたが無事にJFK空港に着陸。今度こそ正真正銘のウェルカムトゥニューヨークになりました。

空港がこれまた遠い。成田ほどではないにしても、1時間以上は余裕でかかってしまいます。色んなアクセス方法がありますが、僕らはもちろん公共の地下鉄を利用します。スカイトレイン(5ドル)でジャマイカ駅までアクセスし、そこから地下鉄Eライン(2ドル)に乗り込んでマンハッタンを目指します。8年前はスカイトレインなんてあったんだろうか・・・記憶にありません。

飛び乗ったEラインが意外と快適♪次々と駅を通過していくエアポートエクスプレス便だったようです。1時間くらい地下鉄に乗りっぱなしかなと思っていましたがなんと30分ほどで目的駅の5thアベニュー駅へ到着。地上に上がってビルの乱立する街並みを南に7ブロックほど下り、予約してあった宿スペース46にチェックインしました。これからニューヨーク5泊、のんびりと生活するかのように楽しめればと思っています。

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【宿】ニューヨーク スペース46 SPACE46

スペース46

スペース46

人のオススメがあり、サイトを見たところとても快適に滞在できそうだったので割りと前からこの宿だけは予約を入れていました。共同バストイレですが、キッチンやインターネット環境などが揃っており、何より日本人経営の日本人向け宿泊施設というところが良かったです。

部屋もキッチンもバスルームも清潔に保たれており、セキュリティも問題なし。アクセスは地下鉄駅からは少し歩くものの、タイムズスクエアからなんと徒歩5分程度というバツグンの立地です。

洗濯機・乾燥機・洗剤も無料で使えます。

ダブルルーム・バストイレ共同・朝食無し 1泊70ドル

2008/04/15-20 合計5泊

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【32日目】その2 ニューヨーク街歩きとスーパー探し

ロックフェラーセンター

2008/04/15 その2

ニューヨークの宿のキッチンが充実していることが分かったので、さっそく待ち歩きをしながらの買出し。

学生のときにはじめてニューヨークに来たときの、JFK空港から地下鉄でマンハッタンに到着して地上に上がった瞬間の大きな感動は今でも覚えていますが、それと同じくらい、やはりニューヨークを歩いているとこの街のパワーを感じます。乱立する高層ビルと行き交うビジネスマンや観光客の群れ。日本と似ていて人ごみの中をまっすぐ歩きにくい様子も、ニューヨークを象徴しています。

宿の位置は絶好。西へ2ブロックほど行けばタイムズスクエアです。あのカップヌードルの看板はもう無くなっていましたが、やはりブロードウェイの中心地として活気で溢れています。特に何も考えていませんでしたが、ひとつくらいブロードウェイ作品を見ておきたいという気持ちになりました。学生のときは学生専用のラッシュチケットで「アイーダ」を見ましたが、さて今回はどうなることでしょう。

さて、肝心のスーパーマーケットですが、僕らの宿の周辺はダウンタウンの中心すぎるせいか、あまり庶民的な大きなお店は無いようです。小さな食料品店やドラッグストアの食料品コーナーなどを利用して何とか野菜やパスタ、お米などは調達できましたが少し割高になってしまいました。また、グランドセントラル駅の地下にもモールがあり、ここでも食材は入手できるのですが、あまりにも高くてほぼ断念。なんとか数日分の自炊用食材は入手できたのでよしとしましょう。

今日は飛行機での移動の疲れもありますため、そう大きな行動はとらずに、自炊(なすトマトパスタ)を楽しんで終了。明日から、いろいろと出歩いていくことになります。

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【33日目】その1 世界一周旅行中の洗濯のお話

2008/04/16 その1

世界一周旅行に数ヶ月でかけるとなると、数日~1週間程度の旅行のようにその日程分の着替えをすべて持っていくわけにはいきません。途中で洗濯を繰り返していくことになります。僕らも、数日分の着替えしか持っていませんので、その都度、洗面所や風呂場で手作業で洗濯をしてきました。

手洗いで洗いづらいものはランドリーを利用しますが、これまでイースター島とプーノで2回だけ利用したのみ。それ以外は、なんとか洗濯物を溜めすぎないように定期的に洗ってきました。

そんな僕らにとって最高にうれしいのが、宿に備えついている無料で利用できる洗濯機です。これまではコインランドリーなどはありましたが、無料で自由に使えるというところはありませんでした。あったけど使っていなかっただけのところもあるかもしれませんが・・・。

ニューヨークで宿泊中のスペース46では、なんと無料で洗濯機・乾燥機・洗濯洗剤が自由に使えます。トロント滞在中にあまり洗濯しなかったこともあり、結構洗濯物がたまっていました。ここぞとばかりに、大きな洗濯機に入りきらないくらいの洗濯を行いました。次はいつ洗濯機を利用できるかわからない。だから、最近着ていなかったものや手洗いをしたけど再度入念に洗っておきたかったものなど・・・。「昨日チェックインしてきた方なのに、どうしてこんなにも・・・」と宿のスタッフに思われたかもしれませんが、お構い無しに初めての洗濯機利用を楽しみました。

結局、色物と分けたため、2度も利用。乾燥機もしっかり使い、合計2時間以上を費やしました。この日の午前中はひたすら洗濯とのたたかいでした。宿のスタッフの方も、宿のシーツやらタオルやらの洗濯がたまっていたようで、かなり待たせてしまい申し訳ありませんが、僕らは一気にスッキリ。滞在中にあと1度は利用することになりそうです。

次はいつ洗濯機を利用できるかわからない。だから、最近着ていなかったものや手洗いをしたけど再度入念に洗っておきたかったものなど、ここぞとばかりにキレイにしてあげました。

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【33日目】その2 ブロードウェイミュージカル観劇

マジェスティックシアター

2008/04/16 その2

むかし来た時に観たミュージカルが迫力満点で楽しかったので、また何か見てみたい!

僕もエミも別々ですが一度ニューヨーク訪問経験があり、それぞれブロードウェイでミュージカルを観た経験がありました。二人とも同じ気持ちでしたので、何かひとつでもいいので観劇をしてみようということになりました。

しかし僕が以前利用したような学生割引ラッシュチケットは利用できませんし、各劇場のラッシュチケットを狙うにも確実性は無いし・・・。ということで、事前に定価の数割引でブロードウェイのチケットがオンラインで購入できるサイトを利用することにしました。パソコンがこの場で使えることの強みですね。

昨日の夜にいろいろ検索していたのですが、その中でも本日午後「オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera9」のチケットが、数割引で売られているのを発見。早速、クレジットカードで購入して手続きは完了。あとはチケット売り場でカードを提示すればチケットが発券されます。

安価なほうのチケットでしたので、座席はえらく後ろの上のほうです。しかし勾配が急に作られている分、どれだけ上の席でもしっかりと舞台を見下ろせることのできるすばらしい劇場でした。

2度目のブロードウェイ観劇。今回もそのスピード感、歌唱力、演奏すべてに迫力を感じていました。この分野には経験があまりにも薄いので細かな感想や描写は避けておきますが、素人ながらその本場の雰囲気を味わうことができました。

午後2時の講演は、終わってもまだ4時半過ぎです。ミュージカルを見た後は外が真っ暗・・・という印象がありますので、その空の暖かさと明るさに驚かされます。今日は気温は20度を越えているでしょうか。薄いシャツやジャケットだけで街を歩ける、最高の気候です。

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【34日目】その1 2度目の自由の女神は・・・

自由の女神像

2008/04/17 その1

8年前にニューヨークを訪れたときは、911テロ後まだ3ヶ月しか経っていない状態で、自由の女神があるリバティ島へのアクセスが制限されていた時期でした。上陸は解禁されたところだったかと思いますが、観光客があまりにも長い行列になっていて3-4時間待ちだったため、訪問は断念して近くを通る無料フェリーから眺めていました。それはそれでとても満足でした。

で、今回も自由の女神像を拝見しにロウアーマンハッタンまで朝から移動。スムーズにリバティ島へ上陸するなら朝8時前から並べ!とは言われているのですが、結局のんびり10時ごろに到着。案の定、びっくりするくらいの行列がフェリー乗り場やチケット売り場に溢れています。

エミは以前に上陸経験があるということですし、僕も「絶対に上陸!」というわけではなかったので、今回も結局フェリーでの上陸はしないことに決定。フェリーが出航するのを見送りながら、バッテリーパークで暖かい日差しを浴びながらのんびりと遠くに見える自由の女神を眺めていました。今日の気温は25度はあるでしょう、もう夏の陽気です。

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【34日目】その2 ワールドトレードセンター

2008/04/17 その2

自由の女神が見渡せるバッテリーパークから北に10分ほど歩くと、あの911テロの現場のワールドトレードセンタービル跡にたどりつきます。

2001年にニューヨークを訪れたときは、事件からまだ3ヶ月しか経っていませんでした。事故の後の様子がその場にまだまだ残されており、そのすさまじさや影響の大きさを肌で感じた瞬間でした。そのときは、ニューヨークに来て最初に訪れたのがこの場所でした。

あれから8年弱が経ち、今は徐々に復興に向けて工事が進められています。当事の様子を語り継ぐためにキレイなビジターセンターが出来ていたり、現場を回るツアーが頻繁に開催されていたりと、ひとりでも多くの人に伝えていく方法がたくさん用意されています。新しいワールドトレードセンター(フリーダムタワー)が数年後の完成とのこと、あたらしいニューヨークのシンボル、平和のシンボルとなっていけるのか、ニューヨーク市民だけでなく世界中に注目されていきますね。

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【34日目】その3 ヤンキースvsレッドソックス観戦記

ヤンキースタジアム

2008/04/17 その3

今回のニューヨーク訪問に関して、事前に予定を決めていた唯一のイベント。それは大リーグのヤンキースとレッドソックスの一戦を観戦することです。現在のヤンキースタジアムが最後の年をむかえるにあたり、ヤンキースの応援は例年以上に熱が入っていると聞きますし、何よりも両チームとも日本人選手が活躍している屈指の実力派チーム。そんな現場に参加できるというだけで興奮ものです。

例によって少し早めにスタジアムに向かってその雰囲気を最初から楽しむことに。ヤンキー スタジアムはマンハッタンの郊外ブロンクス地方にあります。地下鉄の急行に乗って約20分、到着した駅から地上に出た瞬間から、もう「ボールパーク」ははじまっていました。すでにビールでできあがっている人たち、お気に入りの選手のユニフォームを着ている人たち、ほとんどがヤンキースのファンで埋め尽くされていました。観戦に来ている日本人も非常に多く、やはり誰もが一度は見てみたい好カードなのだと感じます。

チケットは、日本に居るうちから手配していました。公式ホームページのチケット販売サイトからは買うことができませんでしたので、とあるオークションサイトのようなところで入手。公式価格よりは少し高めにはなりましたが、そもそもプレミアチケット扱いになっているカードですので高くなってしまうのは仕方ありません。「入手できた」ということがとてもうれしいことです。

ホテルに届けてもらったチケットは、ただのプリントアウト。とっても不安でありましたが、無事に入場ゲートのチェックを通過。予約してあった席は一塁側内野の3階席。内野といっても、実際は日本で言うところのライトスタンドのような位置です。かなり上のほうの席ではありますが、この球場も急勾配で、うまく球場が見やすくなるように作られているようです。

ヤンキースタジアム

試合開始は7時。昼間が暑いくらいの気温でしたので日が落ちても暖かさは続いていました。古い電光掲示板にはスターティングラインナップが書かれているのでしょうか、座席の角度からは見えません。レッドソックスの松坂投手は先発しないことが分かっていましたので、今日観れるとしたら、レッドソックスの岡島投手か、ヤンキースの松井選手。

しかし、2回の裏のヤンキースの攻撃になっても松井の55番が出てこないではありませんか。よく見てみると、外野の3人には55番は居ませんし、どうも指名打者としても出ていないようです。そう、なんと、好調の松井選手が今日はスタメンで出場していないのです!まさか1週間ぶりにスタメンを外れるゲームが今日になるなんて・・・。でもゲームが進むうちにいろんな展開があるだろうと、期待しながら観戦を続けました。

試合はレッドソックスの一方的ペース。ラミレス選手の2打席連続ホームランなどで一時は7-0の圧倒的リードでした。僕らはどちらを応援するというわけではないのですが、ホームとしてヤンキースの応援をと思っていました。いきなりメッタ打ちで、早くも勝負あったか・・・という雰囲気になっていました。

松井が出ないなら岡島を!そう思いながら観戦していたのですが、そう、岡島も試合が緊迫している状態で登板するセットアッパーです。このままレッドソックスが圧勝となると、先発投手の完投か、違う中継ぎが使われるでしょう。ヤンキースが猛攻して反撃していくしかありません。

何とか3点を返して7-3。そのときです。7回ころからあの見覚えのあるフォームで投球練習をはじめた投手、そう岡島です。ブルペンで肩を作りはじめました。もうすこしヤンキースが反撃していくときっと登場するでしょう。これは期待大です★

しかし、8回も簡単に攻撃を終えてしまったヤンキース。結局9回は抑え投手が登場となりましたので、岡島投手の出番はありませんでした。

「このまま日本人選手がひとりも見られないのか・・・」

ちょっと残念な気持ちになっていた9回裏ヤンキースの攻撃。7-3で2アウト。絶体絶命です。そのときです、ネクストバッターズボックスに立っているその姿、それはまさに55番、松井秀喜ではありませんか。代打での登場を前にして、入念にストレッチと素振りを行っています。しかしすでに2アウト。今の打者がアウトになってしまうと、試合は終了。松井の出番はありません。ここは祈るしかありませんでした。

そして奇跡はおきました。なんと、前の打者が放った打球はライトスタンドへ一直線。2ランホームランで得点は7-5の2点差。9番打者に代わって代打・ヒデキマツイの名前がコールされるまでの時間、ヤンキースタジアムは今日いちばんの盛り上がりを見せました。やっと念願の日本人選手がグラウンドに立ったのです。

ヤンキースタジアム

結局、三振にうちとられてしまい、最後のバッターとなってしまいました。ヤンキースも負けてしまいました。でも、残念な気持ちというのは全くありません。最後の最後にこんなに興奮の渦に身を置けたことに大満足しました。アメリカで一番人気のスポーツである野球をはじめて生で観戦し、このヤンキースタジアムで数万人の観客とこの空間を共有できたこと、最高の思い出になりました。

試合時間は3時間半。宿に戻ったのはもう12時近くでした。夜中に乗るニューヨークの地下鉄は、まったく安全で快適です。また地上に上がっても、街中はとても明るく、ミュージカルの観劇を終えた人や、一杯飲んだ人など、たくさんの人がまだまだ行き交っていて決して眠らない街ニューヨークはいつまでも明るく盛り上がっているようでした。

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【35日目】モマMOMA

モマ

2008/04/18

8年前にニューヨークをおとずれたとき、ニューヨーク近代美術館(MOMA)でアンリ・マティスの「ダンス」を見ようとこころに決めていたのですが、なんとそのときはタイミングの悪いことに、東京・上野の美術館に貸し出されていました。次ニューヨークに来る機会があったとしたら、今度こそは見ておきたいとずっと思っていました。MOMAに来て「ダンス」を見ずに帰ることはできません。

そのチャンスは、この金曜日の夕方しかありません。本来は、MOMAへの入場はひとり20ドルという高額な入場料がかかります。僕らふたりで40ドル。予算に大きく響くので悩みどころでした。

しかし調べてみると救いの手はあるようです。なんと、金曜日の夕方4時から8時までに限って、ターゲットというスーパーがスポンサーになり「全員入場無料」となっているのです。ニューヨークに来てからそのことを知り、このタイミングを逃すことなく、MOMAを訪れることにしました。

入場制限があったり、長蛇の列があるなど、予想をしていたのですが、5時半ごろに着いた時点では行列も入場制限もまったくありませんでした。もちろん館内は人がかなり多いのですが、スムーズに入館することができました。入り口では無料のチケットがばら撒かれるように配られています。写真右は、フリーのチケットで作った「FREE」の文字・・・。ここから勝手にチケットを取って、入場します。

絵画の配置場所は頻繁に変わるのかどうか分かりませんが、現在の配置ではマティスの「ダンス」を見つけるのは、簡単なことではありません。5階にあるマティス専用のギャラリーにはありませんし、この時代の絵画を扱う4・5階を隈なく探しても、なかなか見つかりませんでした。答えは「ギャラリー14」という、4・5階の間の、一部工事中の階段の途中に配置されています。1時間近くさまよった最後にたどり着いたこの場所で、しばし足を止めてじっと眺めるのでした。

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【36日目】Take Your Dream!

2008/04/19

今回の世界一周旅行では、特に誰か知人・友人を訪問したり、会ったりという予定はほとんどありません。行く先々でプライベートな訪問先があればさらに楽しいのですが、なかなかそのような機会はありませんね。

そんな中で、今日は珍しく、友人に会うことができました。日本で某プロジェクトで短期的にかかわり、その後何度か日本で飲みに行くようになった同い年の友人なのですが、彼は今、自身の目標をかなえるためにニューヨークに長期滞在しています。たまたまタイミングが合いましたので、1年半ぶりくらいに再会し、クィーンズの有名店「Joe's Shanghai」で深夜の飲茶を楽しみました。

日本で安定した地位をすて、どうしてもかなえたい目標に向かってまい進する姿は、到底真似できません。下積み時代からずっとお話は聞いていますが、徐々に状況は好転しつつあるようです。今はその業界には少しずつチャンスが広がってきているような気がします。次、日本で会うのか、またまたアメリカのどこかで会えるのか分かりませんが、その時は今のステージからさらに一つ上に進んでいるに違いありません。

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【37日目】その1 アメリカ大陸から次なる地へ

JFK

2008/04/20 その1

ニューヨーク最後の朝を迎えました。5泊という、比較的長めの滞在期間だったニューヨークですが、やはり見所があまりにも多いため、あっという間に時間は過ぎ去って行きました。宿も非常に快適で、天気も良く、2度目のニューヨーク観光も大成功に終わりそうです。今日はどうやら初めての曇り模様。ちょうど出発するにはベストなタイミングなのかもしれませんね。

12時ギリギリに宿をチェックアウトして、そのままJFK空港へと向かいます。5AV/53ST駅から地下鉄「E」ラインに乗り込んで約20分で東の端のジャマイカ駅に到着。そこからスカイトレインへと乗り換えて約15分ほどでアメリカン航空が発着するターミナル8へと到着します。

今日は久しぶりの長距離フライト。ペルーのリマからロサンゼルスへと戻ってきたときが8時間でしたが、今回はニューヨークから東へ飛んで8時間。夕方5時に出発して、時差を6時間すすめて、現地午前7時に到着予定です。

各方面に多数のフライトがあるため、チェックインカウンターは少々混んでいるようでしたが、やはりビジネスクラス・ファーストクラスのカウンターは空いています。すいすいとチェックインをすませ、さらに今回のフライトの更に次のフライトの「オープンチケット」に予約を入れてもらい、アメリカ出国です。

南米大陸、そして北米大陸を渡り、そして次はいよいよ大西洋を飛び越えて遥かなる地、ローマへと向かいます。

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【37日目】その2 ニューヨークJFK空港 アドミラルクラブラウンジ

JFKラウンジ

2008/04/20 その2

JFK空港の第8ターミナルでは、ビジネスクラスの乗客は、アドミラルクラブラウンジという会員専用ラウンジを利用できます。これまで使ったラウンジの中では、割と簡単なつくりをしています。多数の便があるせいか、利用者も多く、ほとんど満席の状態でした。

軽いスナックとソフトドリンク、各種アルコール類は自由に飲み放題。出発前のひとときをリラックスして過ごすには十分な空間です。ただ、インターネット接続は、備え付けられているパソコン数十台のみで、自分のPCを無線LANでつなぐには、接続のためのIDを購入しなければなりません。8ドルとのことです。もちろん、ちょっとした時間だけのラウンジ滞在でしたので、利用はしませんでした。また、備え付けのPCのハードディスクへのアクセスや、外部メモリの使用も不可でしたので、ブログ更新などできず残念でした。

とはいっても、ラウンジの存在は助かります。ふかふかのソファでドリンクを楽しみながら搭乗ギリギリまで待てますし、呼び出しがあってからゲートに向かっても、優先搭乗のため待つことなく飛行機に乗り込めます。

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