【1日目】その1 成田空港サクララウンジ

世界一周旅行初日 成田空港サクララウンジ

2008/03/15 その1

最近は朝早くの便に乗ることが多かったので、午後の成田空港というのは久しぶり。チェックインカウンターも比較的落ち着いていて、いつもと違う雰囲気を感じていました。

いよいよ世界一周旅行出発のために最初のチェックイン。すでに行列ができているエコノミークラスのカウンターではなく、JALのエグゼクティブクラス(ビジネスクラス)のカウンターへ初めて向かいました。二人分のキャリーバッグを預けて、JAL62便にチェックイン。

そして、ビジネスクラス利用客が出発までの時間を過ごすためのサクララウンジ(ビジネスクラスラウンジ)でビールを飲みながらこの記事を書いています。

人生初のビジネスクラスラウンジ。広々とした空間の中で新聞を読む人もいれば、ラップトップを広げて仕事をしている人の姿も。自分には縁が無いと思っていた場所に入ったことで、少々落ち着きを失ってしまいましたが、今はゆったりとソファにくつろぎながら無線LANを拾っています。

今回の世界一周旅行では、どんな楽しい出来事があるんでしょう。あと1時間に迫った出発を前に、ワクワク感が高まりつつあります★

当エントリの個別URL:【1日目】その1 成田空港サクララウンジ

 

【1日目】その2 経由地ロサンゼルス国際空港

ロサンゼルス経由中

サクララウンジにJL62便ロサンゼルス行きの搭乗開始のアナウンスが。荷物をまとめて搭乗口に行ってみると、すでに搭乗を待つ乗客で長蛇の列。しかし、ビジネスクラスのチケットを持っている僕たちは、スルスルと横をすりぬけて優先搭乗♪いろんなところでビジネスクラスのメリットを早くも享受しています。

17:20定刻どおりに飛び出した機内、ゆったりとしたビジネスクラスのシートをいろいろいじって遊んでいると、早速シャンパンでウェルカムドリンク。その後、メニューが配られて夕食が始まりました。前菜、メイン、デザートと3度に分けて出てくる食事はどれも美味しかったです。左の写真はがエミの和食前菜。

JAL自慢、180度平らになってゆっくり休めるのシェルフラットシートで、いつもよりはるかに快適に機内で過ごすことができました。

9時間後に降り立ったロサンゼルス空港のビジネスクラスラウンジでこの記事を書いています(写真右)。僕らはバックパックにフリース、ジーンズという明らかに「ビジネスクラス」に見えない格好だったようで、ラウンジに入った瞬間、「ここは入れないわよ」という対応をされましたが、チケットを見せると「オー、ソーリー、エンジョイ♪」と。

あと1時間半ほどで搭乗が始まるでしょうか。東京⇒ロス間よりもさらに長いフライト時間をかけて、LAN航空603便は僕たちの最初の目的国に運んでくれます。

当エントリの個別URL:【1日目】その2 経由地ロサンゼルス国際空港

 

【9日目】その1 世界一周2カ国目・ペルーの首都リマに向かいます

サンチアゴ空港ビジネスラウンジ+空からの景色

2008/03/23 その1

イースター島を思う存分楽しんだ僕たちは、今日はこの度の第2カ国目であるペルーに向かいます。朝6時半の空港ピックアップバスにのりこみ、サンチアゴ国際空港へ。イースター島行きのときもそうだったのですが、チェックイン時に「空港税を払え!」と今日もトラブルに。チケットにはチリの空港税は払っていることになっているのですが、世界一周航空券はかなり細かな文字コードがぎっしり詰まっているので、カウンターのお姉さんでは見つけられないのでしょうか。上司の方が出てきて入念にチェックし、僕もチリの該当箇所を指差して説明。結果、「ソーリー」と言われてパス。やはりチリの空港税は支払い済みでした♪

国際線出発の楽しみのひとつは、やっぱりビジネスラウンジ。サンチアゴ国際空港自体、とても新しい空港ですので、きれいで広々としたワンワールドラウンジがありました(写真左)。今朝は朝食を食べる時間は無かったので、ここでサンドイッチやマフィン、オレンジジュースなどをいただいて満足。無線LAN接続も問題なく、久しぶりにメールの送受信や当ブログの更新もできました。

しかし、あまりにも快適でゆっくりしすぎたため、トラブル発生★

搭乗アナウンスのあとも少し余裕を持ってラウンジを後にしたのですが、ラウンジから搭乗ゲートまでの距離が意外と遠い!!画面の表示ではランペルー航空638便は「LAST CALL」とのこと。ヤバイ!と思いながら小走りに駆けていきました。

ようやく端っにある10番ゲートにたどり着いたときには、乗客は誰一人と待っていませんでした。「おー、イシダ??」と言われて、ギリギリ搭乗。猛ダッシュしてエミはまだまだ後ろにいたので、「ワンモアパーソンいるよ!」と後方を指差して、何とか二人とも無事乗り込みました。

乗り込んだ期待のビジネスシートを見てびっくり。「え、これってエコノミーの座席では?」と思うほど、小さいシートでした。今までの長距離移動とはちがって、今回のサンチアゴからリマまでの移動は3時間程度。それほど大きなビジネスシートは用意されていないのでしょう。とはいっても、シートピッチはエコノミーより10~20センチは広いですし、3人席の真ん中の席が飲み物置き場になっているので、違うと言えば違うのでしょう。

そんなことをしているうちに、機体は一気に空へと羽ばたき高度をグングンあげていきます。6000メートル級の山々が連なるアンデス山脈では、雲の上にのまだまだ山が続いていました。(写真右)

当エントリの個別URL:【9日目】その1 世界一周2カ国目・ペルーの首都リマに向かいます

 

【19日目】その2 リマ空港のビジネスラウンジ

リマ空港のビジネスラウンジ

2008/04/02 その2

フリアカからリマ行きの国内線は小さな機体ながら揺れたりすることなく無事に到着。久しぶりにリマの空港へと降り立ちました。

さて、ここからが関門です。今日はリマでゆっくり宿を取って滞在・・・というわけではなく、このままさらにアメリカ・ロサンゼルスへと乗り継いでいきます。ランペルー航空LP604便は、何と日付が変わって夜中の0時40分。空港で6時間ほど過ごす必要があります。

リマの空港はそれほど規模が大きくなく、なかなか時間をつぶすのは大変そう。小さなフードコートが一つとカフェがいくつかあるくらいです。そんなときに、「ビジネスクラスラウンジ」があると、状況は一変します。

しかし、事前に調べた情報(過去の旅行者の日記など)では、リマにはビジネスラウンジが存在せずに、ネット接続も出来ないとのこと・・・。もしこれが本当なら、どうやって空港で過ごそうかな~、と思いながらチェックインカウンターで手続きを開始しました。

すると、チェックインのお姉さんから、「これがラウンジの招待状ね!」とあっさり。リマの空港にラウンジはあるじゃないか!それも招待状にはWifi(無線LAN)も完備と書かれています。これで、出発までいろいろやりながら過ごせます。きっと軽食などもあって夕飯代わりになるんでしょう☆

さっそく、18番搭乗ゲートの裏にある「Salon VIP」というビジネスラウンジに入室。まだ時間が早かったのか、誰一人乗客はおらず、独占状態。サンドイッチやチップスなどの軽食やソフトドリンク・アルコール、シャワールームや仮眠室まで完備。僕がネットをしている間はエミは仮眠する・・・など、自由に思い思いに過ごしました。

午後10時に近づいたあたりから、ラウンジは激混み。リマ発アメリカ各方面の便は、どのエアラインも日が変わった24時台に集中しており、2時間前チェックインを終えた方々が続々とこちらにきて休んでいるのだと思います。

アトランタ行き、ニューヨーク行き、ヒューストン行き・・・、続々とアメリカ行きの便が出発していき、ロサンゼルス行きは最後のほう。そしていよいよラウンジにも搭乗開始のお呼びがかかり、出発ゲートに向かうのでした。これで本当に南米大陸とさようならです。まだまだ行きたい場所がありそうなので、いつか南米にはまた帰ってくるでしょう♪

当エントリの個別URL:【19日目】その2 リマ空港のビジネスラウンジ

 

【37日目】その2 ニューヨークJFK空港 アドミラルクラブラウンジ

JFKラウンジ

2008/04/20 その2

JFK空港の第8ターミナルでは、ビジネスクラスの乗客は、アドミラルクラブラウンジという会員専用ラウンジを利用できます。これまで使ったラウンジの中では、割と簡単なつくりをしています。多数の便があるせいか、利用者も多く、ほとんど満席の状態でした。

軽いスナックとソフトドリンク、各種アルコール類は自由に飲み放題。出発前のひとときをリラックスして過ごすには十分な空間です。ただ、インターネット接続は、備え付けられているパソコン数十台のみで、自分のPCを無線LANでつなぐには、接続のためのIDを購入しなければなりません。8ドルとのことです。もちろん、ちょっとした時間だけのラウンジ滞在でしたので、利用はしませんでした。また、備え付けのPCのハードディスクへのアクセスや、外部メモリの使用も不可でしたので、ブログ更新などできず残念でした。

とはいっても、ラウンジの存在は助かります。ふかふかのソファでドリンクを楽しみながら搭乗ギリギリまで待てますし、呼び出しがあってからゲートに向かっても、優先搭乗のため待つことなく飛行機に乗り込めます。

当エントリの個別URL:【37日目】その2 ニューヨークJFK空港 アドミラルクラブラウンジ

 

【47日目】その1 空港で足止め寸前

マルコポーロクラブ

2008/04/30 その1

なんとか予約の取れた本日のマレヴ・ハンガリー航空MA421便ブダペスト行きの出発は10時15分。7時のヴァポレット(水上バス)でリアルト橋からローマ広場へ向かい、ヴェネチア最後の船旅を楽しみました。ローマ広場からはシャトルバスでヴェネチア・マルコポーロ空港へ直通です。僕らは事前に切符を買っておいたからよかったものの、その場にいたほとんどの人はバスの中でチケットを買おうとしていたらしく、「中でチケットは買えない。あらかじめオフィスで買っていないと乗れない」と言われて乗車拒否。1時間に1本しかバスが無いのに、僕ら以外ほとんどの乗客は、乗せてもらえませんでした。サービスを検討したほうが良さそうに見えますが・・・。

そんなわけで空港に到着。ロビー入口に涼しく水が流れているヴェネチアらしい空港です。マレヴ・ハンガリー航空のカウンターに到着してチェックインは順調に進んでいるように見えました。2つの預け荷物に、ブダペスト行きの荷物タグが取り付けられ、ベルトコンベアで移動がはじまりそうなそのときです、カウンターのお姉さんが僕らの荷物のタグをビリビリと外しているではありませんか。そして、「ちょっと機械がうまくいかないから近くで待ってて」とのこと。昨日あれだけやりとりしてしっかり予約した便なのに、なぜまたトラブル・・・。僕らの後ろにいた乗客から先にチェックインをしていき、20分ほど後ろで待たされることに。

チェックインの列が終わったころ、ようやく僕らが呼ばれて、「大丈夫だったわ。ごめんなさいね!」とのこと。むぅ、どうしてマレヴハンガリーは昨日からトラブルっぽくなるんだろうか。ワンワールドの世界一周航空券の取り扱いに慣れていないのか、この便がアリタリア航空の便名もついているので他のアライアンスとバッティングして実はこの便は僕らのチケットが使えないのか・・・。理由はよく分かりませんが、ひとまず無事ボーディングパスを受取りましたのでブダペストへ向かうことはできます。

手荷物検査場はかなりの行列でしたが、ビジネスクラスの特権のひとつである「プライオリティレーン」で優先的に手荷物検査。さらにゲート手前にある「マルコポーロクラブ」というこの空港のビジネスラウンジで出発ギリギリまでのんびりできました。スナックやコーヒーを楽しみながら、ソファに腰掛けて搭乗まで待てるというのも、ビジネスクラスならではの利点です。

ラウンジで、昨日からの航空券のやりとりの疲れを癒し、いよいよ次の国ハンガリーへと向かいます。

当エントリの個別URL:【47日目】その1 空港で足止め寸前

 

【53日目】その3 ブダペスト・フィリヘジ空港のビジネスラウンジ

ブダペスト

2008/05/06 その3

マレヴハンガリー航空MA230便アテネ行きに3時間前にチェックインした僕らは、空港での楽しみのひとつであるビジネスラウンジへと向かいます。ラウンジで好きな飲み物を飲みながら、本を読んだりネットをしたりと自由に過ごすことができる、これは世界一周航空券ビジネスクラスの大きなメリットです。空港に早く到着することがとても楽しみになります。

深夜のため、人がほとんどいない空港内をラウンジに向かって歩きます。そして、搭乗ゲートが並ぶ一番端っこに、マレヴ航空のビジネスラウンジはありました。しかし、外から見るかぎり明らかに狭いスペースです。もしや、あまり期待できないのでは・・・そう中へと入りました。

案の定、ラウンジの中は、テーブルが10~15個程度の小規模スペース。これまで見てきたビジネスラウンジと比べると、ダントツで最小です。さらに!もう出発便がほとんど無いので、中に乗客は誰一人いません。ラウンジにいるのは僕らふたりだけ。結局出発までの2時間あまり、誰も新たに入ってくることは無く、我が家のようにラウンジを占領するのでした。

ビール・お酒からソフトドリンク・コーヒーまではもちろん自由に飲めますし、スナック類も数種類。何より、自分のパソコンで無線LANを拾えたので僕としては評価上々です。

搭乗がはじまって、僕らがラウンジを後にした途端、受付にいた二人は「バイバイ★」と言ってラウンジの電気を消して帰っていきました。正真正銘、今日の最後の乗客である僕らだけが占拠したマレヴのビジネスラウンジでした。

当エントリの個別URL:【53日目】その3 ブダペスト・フィリヘジ空港のビジネスラウンジ

 

【68日目】その1 イスタンブール・アタテュルク国際空港ミレニアムラウンジ

ラウンジ

2008/05/21 その1

結局、ロイヤルヨルダン航空から予約が取れたかどうかの回答は無く、当日の朝を迎えました。シャトルバスの予約は入れていたので、このまま空港に向かっていいのですが、念のため電話で予約状況を確認することにしました。

電話に出たのは昨日と同じ担当者。「オー、オープンチケットの件だね。予約を試みたけど、Dクラス(僕らのチケット)はあいにく満席で取れなかったよ。5月末までDクラスはずっと満席だね。でも、今日の便は空港に行って一度チャレンジしてみてね」とのこと。予約が取れていないことが確定してしまいました。

世界一周航空券のビジネスクラスは、普通に売られているビジネスクラスよりも予約クラスが下のため、普通運賃に空席があった場合でも予約ができないことがあるようです。もしかしてこのケースのことかも・・・。ということで、可能性を諦めずに空港へと向かいました。

フライトの3時間前に到着し、どうやらチェックインカウンターに一番乗りに到着。そしてオープンチケットを見せて、「電話で予約無理と言われたけど、チャレンジしろって言われたので来ました」とお願い。すると、担当二人でフニャフニャ話し、本部にも電話し、そして気付いたときには荷物に貼り付けるタグが印刷されて出てきていました。どうやら僕らの席は確保できたようです♪チャレンジすれば何とかなるものです。

これで安心して次の目的地ヨルダンの首都アンマンへと飛ぶことができます。ビジネスクラスラウンジの招待状を握り締めて、出発ロビー2階にあるミレニアムラウンジで出発までの時間をゆっくり過ごすことにしました。

このラウンジ、なかなか良かったです。天井から光が差し込む明るい空間に、ゆったりできるソファーやテーブルがたくさん並んでいます。他のラウンジの軽食はスナック程度がほとんどでしたが、ここはパン・サラダ・ホットフード(ソーセージやフライドポテト)など、しっかり一食分を食べることも可能な充実度。もちろん、ビールなどのアルコール類も充実していました。

無線LANも拾えますので、パソコンも自由に楽しめます。今日のフライトが利用できるか不安だったためアンマンの宿については全く決めていなかったので、ネットで色々とヨルダン情報を検索。結局、宿についてはその場でどこか見つけようということで、珍しく予約無しで現地に到着することになりました。

ロイヤルヨルダン航空RJ166便アンマン行きは、まもなく搭乗開始です。

当エントリの個別URL:【68日目】その1 イスタンブール・アタテュルク国際空港ミレニアムラウンジ

 

【76日目】その1 カイロ国際空港

カイロ国際空港ビジネスラウンジ入口

2008/05/29 その1

元々の予定ですと、エジプト航空国内線でルクソールかアスワンあたりへ向かっているはずでしたが、前述の通り、エジプト滞在を早めに切り上げて次の目的地ロンドンへと飛びます。朝6時にホテルのフロントでタクシーを捕まえてもらって、ブリティッシュエアウェイズが発着するターミナル2へと向かうことにしました。

しかし、ここはエジプト、ただ空港へ向かうということでもうまくいきませんでした。ホテルのフロントでターミナルを聞かれたので「2」と答えていましたし、タクシードライバーが空港近くになって「どっちのターミナルだ?」と聞いてきたので「2」と答えました。そして、無事空港に到着し、タクシーから降りてチェックインカウンターに進むために係員にチケットを見せると、「NO!」と一言。聞いてみると、ここはターミナル1で、BA便はターミナル2だから、空港内の循環バスで移動しろ!とのこと。どうしてこうもまぁ・・・。

宿の出発が遅れたのでこの時点で搭乗2時間前。循環バス乗場で待っていてもバスは来る気配はありません。ようやく来たのが15分後。これに乗り込んでバスで10分、ようやくカイロ国際空港のターミナル2へ到着しました。

こんどこそチェックイン!とカウンター前の荷物検査場にいくと、何やら搭乗客みんな、印刷された紙のなかから自分の名前を見つけてチェックを入れています。空港でそんなことをしているのを初めてみました。僕らも名前を探しますが・・・、名前が無い!たぶん、昨日の午後ギリギリに予約を入れたので名前が入っていないのだと思いました。その旨を説明すると、二人ともパスポートを回収されてその場で10分ほど待たされることに・・・。

ようやく戻ってきた係員から「GOOD」の合図。搭乗名簿に漏れていただけで、予約はちゃんと入っていたようです。そのとき、調べに行った係員が、3本の指をこすり合わせる「チップをよこせ」の合図。空港職員までこれなのか!そんな要求は無視し、ようやくビジネスクラスのチェックインカウンターにたどりつきました。

いつもなら、ラウンジをゆっくり楽しむために搭乗3時間前くらいに空港に着くようにしていますが、今日はチェックインの時点でもう1時間ちょっとしかありません。カイロ国際空港のラウンジは、これまでの空港のラウンジの中でもブダペストと並んで最小サイズ。席もほぼ埋まっており、なかなか窮屈です。コーヒーやスナック、パンなどの軽食は揃っていますが、長時間滞在すると逆に疲れるかもしれず、ギリギリのチェックインで逆に良かったのかもしれません。無線LAN環境は有りました。

いよいよ長かった地中海沿岸の旅を追え、BA154便は10年ぶりのロンドンへと向かいます。

当エントリの個別URL:【76日目】その1 カイロ国際空港

 

【82日目】その2 ヒースロー空港ビジネスラウンジ

ヒースロー

2008/06/04 その2 

世界一周航空券ワンワールドエクスプローラのチケットも最初は分厚かったのにもう残り2枚。そのうちの1枚を今日使うことになります。

ヒースロー空港ターミナル4でブリティッシュエアウェイズBA9便バンコク行きにチェックイン。例のごとく2時間半前の早めのチェックインを済まし、こちらもあと2回しか利用できないビジネスラウンジへと向かいました。

やはり今回も感じるのはビジネスクラスの様々な面での快適さ。チェックインカウンターは、エコノミークラスは長蛇の列ができていたとしても、ビジネスクラスカウンターはは常に数名しか並んでいません。それなのにカウンターで対応する人数は多いのです。全く待つことなくチェックインができます。さらに空港によっては手荷物検査場も「FAST TRACK」レーンを使えますので待つことがほとんどありません。

そして今日はこのラウンジです。今までのラウンジと比べてそれほど広くなく、人口密度がやや高めで席を見つけるのに苦労しましたが、好きな飲み物やスナックは自由ですし無線LANも快適です。雑誌・新聞も各種そろっていますので、搭乗開始時刻まで何をしても楽しめます。

そして搭乗アナウンスがあったら搭乗ゲートへと向かい、これまたゲートに出来ている長い列をかきわけてビジネスクラスの優先搭乗ゲートから立ち止まることなく機内へと進むことができるのでした。

ヒースローのBAラウンジはいたってシンプルなつくりではありましたが、出発前のひとときを楽しむにはじゅうぶん。搭乗時刻の21:30ギリギリまで、もう残り少ないラウンジでの時間を過ごしたのでした。

当エントリの個別URL:【82日目】その2 ヒースロー空港ビジネスラウンジ

 

【93日目】その1 アジアのブティック・エアラインでラオスへ

バンコクエアウェイズラウンジ

2008/06/15 その1 

10日間のタイ滞在をひとまず終え、今日は世界一周旅行15カ国目のラオスへと向かいます。

ラオスへのアクセスはいくつかの方法があるようです。バンコクからバスや列車で国境の街ノーンカーイまで行き、そこから友好橋というメコン川にかかる橋を渡ってラオスへと入る方法がバックパッカーには一般的でしょうか。僕らもそのルートでも良かったのですが、帰りにその方法を使うとして、行きは「遠いところから」ということで、世界遺産の街ルアンパバーンまで一気に飛行機で飛ぶことにしました。

バンコクからルアンパバーンまでの国際線は、ラオス航空とバンコクエアウェイズが運航しているようですが、ネットでの価格は後者の方がお得でしたので、バンコクエアウェイズの初利用となりました。広島や福岡にも就航している、中規模クラスの格安航空会社と言えるでしょうか。1週間前に購入したEチケットを昨日リコンファームし、今日は渋滞のことも考えて早めにバンコク・スワンナプーム国際空港へとアクセスしました。

バンコクエアウェイズが他よりも優れている点、それは「アジアのブティックエアライン」と呼ばれるくらいのサービスでしょうか。何と、エコノミークラスの乗客も、他の航空会社がビジネスクラスへ提供している「空港ラウンジ」が無料で利用できます。これは大きなアドバンテージではないでしょうか。

僕らも事前にその情報を仕入れていたため、いつものワンワールドビジネスクラス航空券で利用しているような感覚で、バンコクエアウェイズ専用ラウンジへと向かいました。

到着してみると・・・、なんとエコノミークラスラウンジには誰もいません。僕らだけが自由に占領してしまいました。ちょっとしたスナックやスイーツ、ドリンクは無料でセルフサービス利用できますし、パソコンも使い放題。それはまさにビジネスクラスラウンジのようでした。

搭乗までに数名はラウンジを利用したようですが、ほとんどの乗客はラウンジの存在を知らずに空港ロビーで過ごしているに違いありません。チェックインカウンターでもラウンジのことについては触れていませんでした。知っているのと知らないのとでは大きく違う情報ですね。

バンコクエアウェイズ

そんなわけで、搭乗時刻までラウンジでゆっくりと過ごし、午前11時50分になってバンコクエアウェイズPG945便ルアンパバーン行きの搭乗が始まりました。定員60名ほどの小さな期待ですが、僕らはこんな期待ももう慣れたもの。小さなプロペラ機は揺れそうですが、実際はそんなことはなく、ジェット機と同じくらい快適なフライトを楽しめます。

エコノミークラスでも機内食のタイカレーは美味しく、白ワインとともに完食。2時間のフライト時間はあっという間に過ぎ、山間を抜けてラオスの古都ルアンパバーンへ空港へと着陸したのでした。ここから1週間ほどですが、今回の旅行最後の1カ国をのんびり楽しんでこようと思います。

当エントリの個別URL:【93日目】その1 アジアのブティック・エアラインでラオスへ

 

【101日目】バンコク国際空港・JALサクララウンジ

2008/06/23

いよいよ今回の世界一周旅行で最後のフライトです。17枚あったワンワールドエクスプローラー世界一周航空券もついにラスト1枚。バンコクから成田へのフライトは夜出発のJAL718便。ラウンジの利用もこれが最後。当分、ビジネスクラスになんて乗る機会もないだろうから、最後のラウンジもゆっくり楽しむことにしました。

バンコクのシーロム通りにある通いなれたレストランで夕食を済ませ、Lubdホステルで荷物をピックアップし、タクシーで空港へ向かいます。

さすがJALのラウンジだけあって、軽食には寿司やおにぎりなどが充実していました。僕らは市内で最後のタイヌードルを楽しんできましたのであまり軽食には手は出ませんでしたが、飲み物や日本の雑誌・新聞を楽しみ、LANケーブル接続でネットにつなぎ、1時間半くらいゆっくりと時間を過ごしました。

バンコクから日本まではどの都市でも6時間前後でしょうか。関空・名古屋・そして成田2便と、この夜の時間は日本行きのJAL便が集中しています。ラウンジも人が出たり入ったりで慌しそう。

そんな最後のラウンジでの時間も搭乗開始のアナウンスによって終わりが近づきます。いよいよこの旅25回目のフライトで、成田へと向かいます。

当エントリの個別URL:【101日目】バンコク国際空港・JALサクララウンジ

 

【香港その5】香港国際空港エールフランスラウンジ

香港 エールフランス・ANAラウンジ

2008/12/16

帰りももちろん、全日空のビジネスクラスを利用です。やはりビジネスラウンジが使えることが分かっていると、ちょっと早めに空港に行っておきたくなります。尖沙咀地区からエアポートバスに乗り45分ほどで、香港国際空港に到着。ビジネスクラス専用のチェックインカウンターで搭乗手続きを済まし、ラウンジへ!

全日空は、香港空港では独自運営のラウンジを持ち合わせていないらしく、エールフランス航空の「L'Espace」というラウンジが使えます。と言っても、午後のこの時間帯は、エールフランス便は飛んでいないみたいで、東京行き・大阪行きの全日空ビジネスクラスを使う方がほとんどのようでした。

新聞・雑誌も多数。温かい食事やアルコールもたくさんあるのでしっかり食事もとれます。パソコンが接続できる専用デスクとLANコネクタもあり、ビジネス利用もグッド♪
こじんまりした規模ながら、必要なものが揃っている満足のラウンジでした。

香港への行きも帰りも、ビジネスクラス座席はかなり空いていて、快適そのもの。3~4時間ほどのフライトなのでゆっくり眠るってほどではないけれど、しっかりとした食事のあとにちょっと眠ったり本を読んでいるとあっという間に到着するこの距離のフライトは悪くありません。

香港自体も、自分にはぴったり合っているような雰囲気なので、もうちょっと行ってみたい。リピーターになりそうな予感です。毎回ビジネスクラスってわけにはいかないけれど…

当エントリの個別URL:【香港その5】香港国際空港エールフランスラウンジ

 

copyright 2008-9 ishidashinichi.com all rights reserved. トップページへ戻る