【2日目】チリ・サンチアゴ上陸。 ウニ事件勃発!

サンチアゴ

ロサンゼルスから11時間の長時間フライト、日本から通算すると24時間を越える長旅を経てようやくチリの首都サンチアゴに降り立ちました♪

さっそく荷物を置いて市内の中心部を散策。日曜ということもあり、朝のサンチアゴはひっそりとしていますが、差し込んでくる太陽が高くなっていくにつれて秋の陽気がとても気持ちよく、アルマス広場のベンチでのんびりと地図を広げながらくつろいでいるのが楽しく感じました。

今回の旅行で初めて街を歩くということで、早速銀行に立ち寄ってシティバンクのキャッシュカードが作動するか実験。チリペソを1万円分くらい無事引き出し完了。なんか、米ドルのレートが100円を切ってすごいことになっているらしいので、米ドルを引き出したいのですがそれはさすがに無理そうです。

宿から徒歩10分くらいのところにある中央市場にランチのために向かいました。庶民の台所ともいうべき鮮魚が並ぶ生臭いエリアを抜けてレストランエリアへ。その一角でさっそく名物エリッソ(ウニ)をいただくことに。大量にさらに盛られたウニで1000円ほど。日本では考えられない価格です。玉ねぎやらレモン、しょうゆやわさびなど自由に使って食べます。最初は「うまい!」と思ってパクパク食べていましたが、途中でリタイア。疲れた体にいきなり刺激的な生物は良くなかったのでしょうか。その後ホステルに戻ってぐったり。いきなり最初の食事で洗礼を受けることになりました。※当記事執筆時は快調に回復しております。

そんなわけで、午後はこれまでの長旅の疲れを取るためにホステルでのんびり過ごすことになりました。チリの本番はあさってからのイースター島。また5時間ほどのフライトが待っていますので、それまではサンチアゴでゆっくりしていようと思います。

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【宿】サンチアゴ アンデスホステル

サンチアゴ

アンデスホステル

プライベートバス・トイレ付きダブルルーム 1泊USD50ドル(朝食付き)

とても快適なホステル!
ロビー、キッチン、食堂、部屋のどこもキレイで落ち着いた雰囲気です。ロンリープラネットに掲載されているようで、英語圏の旅行者がほとんどを占め、日本人やアジア人の姿はありませんでした。ロビーで無線LANが使えるので、メールチェックやブログ更新、仕事のやりとりは快調にこなせました。エミもスカイプで日本の家族とお話を楽しんでいました。

2008/03/16-18

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【4日目】その1 イースター島に上陸

ラン航空ビジネスクラス

2008/03/18 その1

今日は念願のイースター島への移動日。サンチアゴのアンデスホステルを朝6時に出発して空港に向かいチェックイン。今回搭乗するLAN航空841便の座席は「1H」、なんとビジネスクラスのさらに最前列をゲット。

午前9時10分に時間どおりに離陸し、大陸から遥か遠くにポツリと浮かぶイースター島に向かいます。飛行時間は約4時間半、チリの一部というよりも、また別の国に向かうような気持ちです。

サンチアゴまでの過程でドッと疲れてしまっていた僕らですが、今日のLAN航空のビジネス座席でゆっくりできたことでかなりパワーを取り戻しました。特に、180度完全に水平にできるモードにして数時間みっちり眠れたことが大きかったです。※上の写真の左側参照。左下にある水平モードのボタンを押すと、座席がガキゴキいいながら形を変えて水平ベッドになります。

しっかりと眠れたときは飛行機なんて目的地まではあっという間。海の中に突然あらわれた緑いっぱいの島へ無事着陸しました。リゾート気分の乗客からは拍手喝采が。僕らにとっても、出発からここにたどり着くまでの過程がえらく長くて大変なものだっただけに、感動がいっぱいです。

右の写真は、イースター島の空港に到着したLAN航空機から降りてくる乗客たち。村のはずれに滑走路だけがポツンとあるという印象の空港です。この後、僕たちは、予約しているホテルの出迎えを受け、そしてチェックイン。5日間のイースター島での休暇が始まりました。

思っていたよりも「夏」の雰囲気がいっぱいで、きれいな空気と強い日差しによってエネルギーが補充されていくようです。僕もエミもこののどかな雰囲気から元気をもらって疲れも吹っ飛ぶ感じがしています。

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【4日目】その2 ファーストモアイご対面&ハンガロア村を散策

モアイとハンガロア村

2008/03/18 その2

マナヌイインにチェックアウトした後は、さっそく夏用の服装に着替えて徒歩で近辺を散策。

イースター島の中心地は、空港も隣接するハンガロア村。中心というか、イースター島に町と呼べるものはここにしかないので、活動拠点は自然とこの周辺になります。ちょっと足を伸ばして観光するならば、ツアーやレンタカー、馬などを使って回る必要があります。

マナヌイインから村に向かって海岸線を歩いていると、さっそくいくつかのモアイが立っていました。これが記念すべき最初のモアイとのご対面。ただの石造というわけではなく、なぜか親しみやすくかわいらしいというのが最初の印象でした。これからたくさんのモアイ像と出会えることを思うとワクワクしてなりません☆

そのまま、ハンガロア村のメインストリートへ出ました。上の写真の右側が、実は、メインストリートの風景です。全く何も無いように見えますが、レストラン数件、スーパーマーケットもあればインターネットカフェやコインランドリー、土産物屋、レンタカーオフィス、ラン航空オフィス・・・など、ポツリポツリと点在しています。スーパーで水を買ってみましたが、やはりチリ本土と比べて物価は2倍以上??あまりにも離れた孤島だけに仕方ないのかもしれませんね。

日差しが強く、長い時間歩き回っているとバテてしまいそうなので一旦宿に戻り、夕方のサンセットに備えたいと思います。

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【4日目】その3 アフ・タハイのサンセット

アフ・タハイのサンセット

2008/03/18 その3

実は、僕らが宿泊しているマナヌイインは一面に海が広がるオーシャンビューで、右の奥のほうには5体のモアイが並ぶアフ・タハイまでが一望できます。そんなアフ・タハイはサンセットを楽しむためのベストスポットとして知られているので、さっそく楽しんでみたいと思いました。

宿を出たのが夜の8時過ぎ。それくらいまでイースター島の空は真っ青に透き通っています。宿から徒歩10分程度でアフ・タハイに着きますが、同じくサンセットを楽しもうとする観光客がいろんな方向から集まってきていました。そして、太陽が水平線に沈もうとするそのときから、赤く染まりゆく空とそびえたつ5体のモアイ像との調和が見事に映りはじめました。この光景が見られただけでも、イースター島初日は大満足。明日もまたアフ・タハイ周辺は散策してみたいと思います。

夕焼けのあとは、真っ暗になったハンガロア村に立ち寄って夕食。夜中まで営業しているレストランもポツポツあったので助かりました。肉、野菜、そしてイースター島名物のマグロステーキなど、意外と僕たちの口にあって美味しかったです。

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【宿】イースター島 マナヌイ・イン Mana Nui INN

マナヌイイン

マナヌイ・イン

ハンガロア村から海岸沿いを歩いて10分ほど。小さなコテージのような宿泊施設が敷地内にいくつか建てられており、プライベートなスペースを楽しむことが出来ます。僕たちは、普通のダブルルームを予約していましたが、予約の都合か何なのか、2LDKレベルのファミリータイプを1軒まるまる使用できました。テラスにはあたたかい日差しが差し込み、アフ・タハイのモアイも一望。相場よりも若干高めの宿かもしれませんが、その内容には満足です。

ダブルルーム 1泊80USドル

2008/03/18-22

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【5日目】その1 朝のアフ・タハイ

朝のアフ・タハイ

2008/03/19 その1

今日はイースター島じゅうのモアイを散策する日!

まずは宿から近い、昨晩夕焼けを堪能したアフ・タハイへ。青い海と緑の草花の中に立つモアイ、そして脇をゆっくりと歩いていく放し飼いにされた馬の群れ。のどかな雰囲気で時間の流れがいっきにスローになっていくのを感じます。

アフ・タハイの5体のモアイを過ぎるとその先にはアフ・コテリクという「眼」がはめ込まれたモアイが立っています。現在のイースター島で眼がはめ込まれているモアイは唯一これだけとのことです。大海原に背を向けて、イースター島の中の安全を見守るために、いつも眼を光らせてくれているような、そんな強さが伝わってきます。

アフ・タハイ一帯を通り過ぎて少し歩くと、イースター島博物館があります。ここではイースター島の歴史やモアイの製造・運搬にかかわる事実や学説、そしてモアイの貴重な一部分など、興味深いものが多数展示されていました。写真を撮ってはいけなかったのが残念。

午前の散策はこれにて終了し、午後の計画を練るのでした。

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【5日目】その2 レンタカーでイースター島を一周する☆

レンタカーでイースター島を一周する

2008/03/19 その2

それにしてもイースター島の今の時期は天気がバツグンに良いのです。小さな雲がモクモクしているときはありますが、基本的に透き通るような青空と真っ青に染まった海はずっと変わりません。旅程を組む際に、当初はもう少し後にイースター島を計画していたのですが、乾季から雨季に変わってしまうとせっかくの旅行の楽しみも減ってしまう可能性があり、乾季のこの時期に決行したのです。

さて、午後になってもやはり天気は良かったので、「レンタカーを借りて島を一周しよう!」ということになりました。早速、街中のレンタカーオフィスをいくつか当たってみました。この島の9割以上のレンタカーはマニュアルの4WD車です。一部オートマティックもあるようでしたが、価格は1.3倍くらいでした。街中での相場は、24時間借りて80ドル前後?意外と高い印象です。

街中で借りるのは諦めて、あらかじめ聞いていた宿のオプション(24時間:70ドル)で手配してもらうことにしました。本日2時からの24時間、いよいよイースター島ドライブのスタートです。

とはいっても、僕にとってはドライブに関してはいくつか問題点が・・・。そもそもゴールド免許ではありますが、運転経験がかなり浅いのです。気になった点を挙げてみると・・・、

◎運転自体が4年ぶり(前回は石垣島でレンタカー)
◎4DW車の運転は初めて
◎オフロードの運転は初めて
◎マニュアル車の運転は教習所以来11年ぶり(実践は初)◎左ハンドル右側通行は初めて

こんな感じて、ただでさえ運転が得意でない僕にとって、初物づくし。最初は「ツアーで効率よくまわろうか」とも考えていました。しかし、せっかくの機会ですし、自分で運転してイースター島の行きたいところをまわりたい!という気持ちが強く、レンタカーを選択しました。

宿に届いた車(写真左)は、ダイハツの4WD車。結果的にレンタカーは大正解で大満足。途中、エンストを数十回起こしながらの走行でしたが、行きたいところを自分のペースでまわれるという利点を最大限に活かせた結果となりました。放し飼いの馬だけには注意しながら、ガクガクのオフロードをがんばって走破★

最初に訪れたのは島南西部にあるラノ・カウという火口湖です。ひどい道を一気に駆け上がってたどり着いた頂上から眺めたときに火口は、まさに言葉を失う光景(写真左)。火口の中に鮮やかな湖が青々と広がっており、そしてその先に見える遥かかなたの水平線と青い海。鳥肌が立つ神秘的な眺めに立ち尽くすだけでした。

一路、火山をくだり、各地のモアイへと向かうのでした。

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【5日目】その3 モアイ探検隊

モアイ製造現場ラノ・ラクク

2008/03/19 その3

たくさんのモアイがあちらこちらに転がっている場所。それが、「モアイの製造工場」だったラノ・ラククです。これまでの歴史の中で作られた800を越えるモアイ像のすべては、この場所の石を使って掘り出されました。すでに製造を終えたけど地面に突き刺さったままのモアイ、製造途中で明らかに未完成なモアイ、岩の斜面にこれから削られようとしているモアイなど、この地だけで約400のモアイが点在しています。

僕らが普段目にする整然と並んだモアイの姿からは想像できない、異様な光景がその場には広がっていました。

アフ・トンガリキとアフ・ナウナウ

さらに車を東へ進めると、ようやく視界に入ってきました、モアイと言えばこれ!といえる、あの15体のモアイが並び立つアフ・トンガリキ(写真左)です。日本のクレーン会社の協力によって15年くらい前にこれらのモアイ像が復元されたという話は有名かもしれません。手前にあるプレートには英語スペイン語と並んで日本語でその復元の説明がされていました。

アフ・トンガリキのモアイは朝日の時間帯が一番きれいと言われているようです。僕らが訪れたのは午後5時くらいでしたが、そんなことは関係ないくらい、とても美しく、こころを奪われる風景でした。

車は島の北側の道を通ってスタート地点のハンガロア村へと戻っていきます。途中立ち寄ったアナケナ海岸では、観光客や地元の住民がたくさん、水着姿で泳いでいます。そしてその白浜から内陸に目を向けると、アフ・ナウナウというモアイが5体並んでいます。帽子のような「プカオ」を被ったモアイは数少ないので、とても貴重なモアイたちです。

午後3時ごろにハンガロア村を出発し、戻ってきたのは7時。約4時間の島一周ドライブは、オフロード部分が思った以上に大変でしたが、安全に楽しくまわれました。気になっていた「左ハンドル・右側走行」については、普段日本で運転を全くしない分、日本式への慣れもすくなかったのか、全く違和感無く運転できたのには驚きました。マニュアルのギアチェンジも、教習所以来でしたが、体がしっかりと覚えていたようでした♪

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【6日目】モアイと物価とインターネット

モアイ

2008/03/20

イースター島での滞在も3日目となりました。到着からずっと、雲がほとんど無い青空が続いていますが、今日も変わらず絵に描いたような青空ときれいな海、そして強い日差しは健在です。

午前中までは、昨日借りたレンタカーが使えたので、ハンガロア村を往復。昨日のモアイ探検でかなり服が汚れてしまったので、まとめてランドリーへ。約7キロの洗濯・乾燥・アイロンがけまでやってくれて6000ペソ(1500円)ほど。村に一軒しかないランドリーですし、ジーンズなどは手洗いは大変ですので、仕方ありません。

それにしても、イースター島の物価は異常に高い。アグアミネラルシンガス(ガス無しの普通のミネラルウォーター)2リットルが1100~1500ペソ(300~400円)くらいしますし、ちょっとした食事も、チリ本土の1.5倍~2倍はするでしょうか。離れ小島で物資も不足するのでしょうか、少々痛いところです。

レンタカーの返却時間が迫ってきたので、ハンガロア村のメインストリートの端にあるガソリンスタンドで給油。給油口の開け方がよく分かりませんでしたが、店員が無理やりこじ開けて何とか開きました。1リットルあたり850ペソ(210円)と、またこれも日本よりも高かったですね。

さて、レンタカーも無事返却しました。(特にチェックも何も無し・・・)
昨日までで、ほぼ島の観光拠点の周遊を終えたので、今日からは「リラックス」に重点を置いて楽しむことにします。とにかく、部屋からのオーシャンビューの眺めが快適で、右側にはアフ・タハイのモアイ像5体がばっちり見えますし、水平線もほぼ180度広がっています。こんな宿では、何もすることなく、ベランダで読書をしたり日記を書いたり。こんな過ごし方も非日常的でよい感じです。

午後の太陽の日差しが少し収まってきたころ、ようやく重い腰を上げてハンガロア村の散策にふたたび出発。まずはあらかじめ見つけていたインターネットカフェへこの島ではじめてのメールチェック。大きな「@」マークが目印のお店では、自分のパソコンを持ち込むと無線LANで接続させてくれます。

しかしまぁ、なんと接続速度の遅いこと。いろいろ仕事のサイト更新業務などがたまっていたのでやりたかったのですが、全部することできず、早1時間が経過。お金もかかってしまうので今日はここまでで退散し、明日またメールの原稿などを準備して出直すことにしました。 ※ネットカフェ 1時間1500ペソ(400円弱)

頼んでいたランドリーで荷物をピックアップして、夕飯を食べて戻るのでした。食事は軽く外食して二人で3000~5000円。なかなかエコノミーな旅行とはいきません。

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【7日目】気まぐれラパヌイの人々

モアイと馬と夕暮れ

2008/03/21

今日もリラックスな1日なので、特に何をしたという大きな出来事はありません。興味深かったことをメモとして残しておきます。

まず、食事ですが、宿では朝食のみが提供されました。フルーツジュース・パン・チーズ・ハム・フルーツ盛り合わせなど、毎日盛りだくさん。作りたてのチーズオムレツが出てくるときも。毎朝8時半から、宿泊している皆さん全員がダイニングルームに集まって朝日に照らされたモアイを眺めながらゆっくりと朝を楽しみます。

昼と夜は宿では食べることができないので、自然と外食になります。外食と言ってもレストランの数は限られていますし、どの店もメニューに大差はないそうです。その中でも、初日の夜にかけこみで入ったお店が絶品で、その後何度か通うことになりました。写真左側、手前がビーフ、奥がイースター島名物のマグロです。なぜかイースター島の味付けは僕らにピッタリ合いました。

それにしても、レストランでオーダーしてから料理が出てくるまでが長い!初日は、すでに2組だけ先客がいたのですが、1時間以上は余裕で待ったのではないでしょうか。その分、できたてで美味しいものが出てきたからよかったものの、日本では考えられないほどのゆったりさです。それは他の店も同じで、「私は一人でやっているから2組以上の食事は一緒に準備できないわ!」と歌を歌いながら楽しそうに経営しているおばあちゃんもいました。ラパヌイ時間に慣れれば、どうってことないのですが、最初はさすがに驚きでしたね。

また、営業自体に関しても気まぐれなのでしょうか。初日に行ったお店に3日連続で行こうとすると、玄関で机を片付けているオーナーの姿が。どうしたんだ?と聞くと、首を横に振って「今日はもういいや」といった表情。まだ夕方の6時半なのになんで閉めるんだ・・・。とても楽しみにしていたメニューがあったのですが。このお店は翌日も6時過ぎには閉店。別の例のおばあちゃんの店も、僕ら含めて客が2組入った時点で、もう無理と判断したのか僕ら以外の机やメニューの黒板を片付け始めました。これもまだ7時半ごろ。果たして営業時間がそんなものなのか、本当に気まぐれだけなのか、よく分かりません。

レストランではないですが、昨日行ったインターネットカフェも、今日は何度見に行っても店が開きません。結局1日ずっとあくことなく、準備していたメールなどは送ることができませんでした。近くにあった1軒も、開いてはいるものの「今日だけは無線LANは使えないんだ」とのこと。なかなか思ったとおりに行かない、気まぐれラパヌイなのでした。

右の写真は、おばあちゃんのお店から宿に帰る途中にいた馬とモアイと夕暮れ。馬が普通に町中に放たれていて、とても不思議な雰囲気です。

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【8日目】さらばイースター島

宿

2008/03/22

今日も宿でおいしい朝食。グアバの生ジュースはエネルギー補充に最適です。いよいよこれでイースター島も最終日です。4泊5日の滞在はあっと言う間でしたが、世界一周旅行のスタートを飾る土地としては、もう最高☆大満足で島に別れを告げることができます。

最終日の今日だけは、空は一面雲で覆われていますが、滞在したほぼ全日程において、青空がいつも満ち足りており、美味しい空気とあたたかな日差しを浴びて、これまでの長かった旅路の疲れを癒すことができました。

10時半に、宿の送迎者にのりこみ、11時にはイースター島・マタベリ空港に到着。びっくりするほど狭い空港ですが、たった2つのチェックインカウンターに乗客200名以上が長蛇の列。僕らは間一髪、そのピークの前にチェックインすることができ、ビジネスクラスのまたもや最前列をゲット。

動き出していきなり最高速度で離陸したラン航空642便は、5時間のフライトを経て南米チリのサンチアゴへと向かいました。フルフラットシートでゆっくりと休んでいるとあっというまにアンデス山脈の山々が眼下に広がっていました。夕暮れ時のアンデス山脈は、雲の上から顔を出すいくつもの山頂が赤く色づいて、キレイで幻想的な風景を作り出していました。

午後8時に無事着陸。1泊だけネットで予約していたホステルに投宿。まさに素泊まりという感じで、そのまま明日の移動のために体力温存することにしました。

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【宿】サンチアゴ エコホステル Eco hostel

宿

エコホステル

イースター島から戻った夜に1泊だけ宿泊。翌朝6時半に空港に向かったので、ただ寝るだけの1泊でした。朝食付きでしたが、8時からだったためいただけず。オーナーのおじいさんは気がよく、何でも相談にのってくれそうです。空港行きバスの予約もしてくれました。

ロビーでインターネットは一人7分無料(冗談だと思いますが)。また、無線LANが飛んでいてパスワードも教えてもらったのですが僕のPCではつなげませんでした。原因は分かりません。

ダブルルーム 一泊US42ドル

2008/03/21

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【9日目】その1 世界一周2カ国目・ペルーの首都リマに向かいます

サンチアゴ空港ビジネスラウンジ+空からの景色

2008/03/23 その1

イースター島を思う存分楽しんだ僕たちは、今日はこの度の第2カ国目であるペルーに向かいます。朝6時半の空港ピックアップバスにのりこみ、サンチアゴ国際空港へ。イースター島行きのときもそうだったのですが、チェックイン時に「空港税を払え!」と今日もトラブルに。チケットにはチリの空港税は払っていることになっているのですが、世界一周航空券はかなり細かな文字コードがぎっしり詰まっているので、カウンターのお姉さんでは見つけられないのでしょうか。上司の方が出てきて入念にチェックし、僕もチリの該当箇所を指差して説明。結果、「ソーリー」と言われてパス。やはりチリの空港税は支払い済みでした♪

国際線出発の楽しみのひとつは、やっぱりビジネスラウンジ。サンチアゴ国際空港自体、とても新しい空港ですので、きれいで広々としたワンワールドラウンジがありました(写真左)。今朝は朝食を食べる時間は無かったので、ここでサンドイッチやマフィン、オレンジジュースなどをいただいて満足。無線LAN接続も問題なく、久しぶりにメールの送受信や当ブログの更新もできました。

しかし、あまりにも快適でゆっくりしすぎたため、トラブル発生★

搭乗アナウンスのあとも少し余裕を持ってラウンジを後にしたのですが、ラウンジから搭乗ゲートまでの距離が意外と遠い!!画面の表示ではランペルー航空638便は「LAST CALL」とのこと。ヤバイ!と思いながら小走りに駆けていきました。

ようやく端っにある10番ゲートにたどり着いたときには、乗客は誰一人と待っていませんでした。「おー、イシダ??」と言われて、ギリギリ搭乗。猛ダッシュしてエミはまだまだ後ろにいたので、「ワンモアパーソンいるよ!」と後方を指差して、何とか二人とも無事乗り込みました。

乗り込んだ期待のビジネスシートを見てびっくり。「え、これってエコノミーの座席では?」と思うほど、小さいシートでした。今までの長距離移動とはちがって、今回のサンチアゴからリマまでの移動は3時間程度。それほど大きなビジネスシートは用意されていないのでしょう。とはいっても、シートピッチはエコノミーより10~20センチは広いですし、3人席の真ん中の席が飲み物置き場になっているので、違うと言えば違うのでしょう。

そんなことをしているうちに、機体は一気に空へと羽ばたき高度をグングンあげていきます。6000メートル級の山々が連なるアンデス山脈では、雲の上にのまだまだ山が続いていました。(写真右)

当エントリの個別URL:【9日目】その1 世界一周2カ国目・ペルーの首都リマに向かいます

 

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