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【7日目】気まぐれラパヌイの人々

モアイと馬と夕暮れ

2008/03/21

今日もリラックスな1日なので、特に何をしたという大きな出来事はありません。興味深かったことをメモとして残しておきます。

まず、食事ですが、宿では朝食のみが提供されました。フルーツジュース・パン・チーズ・ハム・フルーツ盛り合わせなど、毎日盛りだくさん。作りたてのチーズオムレツが出てくるときも。毎朝8時半から、宿泊している皆さん全員がダイニングルームに集まって朝日に照らされたモアイを眺めながらゆっくりと朝を楽しみます。

昼と夜は宿では食べることができないので、自然と外食になります。外食と言ってもレストランの数は限られていますし、どの店もメニューに大差はないそうです。その中でも、初日の夜にかけこみで入ったお店が絶品で、その後何度か通うことになりました。写真左側、手前がビーフ、奥がイースター島名物のマグロです。なぜかイースター島の味付けは僕らにピッタリ合いました。

それにしても、レストランでオーダーしてから料理が出てくるまでが長い!初日は、すでに2組だけ先客がいたのですが、1時間以上は余裕で待ったのではないでしょうか。その分、できたてで美味しいものが出てきたからよかったものの、日本では考えられないほどのゆったりさです。それは他の店も同じで、「私は一人でやっているから2組以上の食事は一緒に準備できないわ!」と歌を歌いながら楽しそうに経営しているおばあちゃんもいました。ラパヌイ時間に慣れれば、どうってことないのですが、最初はさすがに驚きでしたね。

また、営業自体に関しても気まぐれなのでしょうか。初日に行ったお店に3日連続で行こうとすると、玄関で机を片付けているオーナーの姿が。どうしたんだ?と聞くと、首を横に振って「今日はもういいや」といった表情。まだ夕方の6時半なのになんで閉めるんだ・・・。とても楽しみにしていたメニューがあったのですが。このお店は翌日も6時過ぎには閉店。別の例のおばあちゃんの店も、僕ら含めて客が2組入った時点で、もう無理と判断したのか僕ら以外の机やメニューの黒板を片付け始めました。これもまだ7時半ごろ。果たして営業時間がそんなものなのか、本当に気まぐれだけなのか、よく分かりません。

レストランではないですが、昨日行ったインターネットカフェも、今日は何度見に行っても店が開きません。結局1日ずっとあくことなく、準備していたメールなどは送ることができませんでした。近くにあった1軒も、開いてはいるものの「今日だけは無線LANは使えないんだ」とのこと。なかなか思ったとおりに行かない、気まぐれラパヌイなのでした。

右の写真は、おばあちゃんのお店から宿に帰る途中にいた馬とモアイと夕暮れ。馬が普通に町中に放たれていて、とても不思議な雰囲気です。

当エントリの個別URL:【7日目】気まぐれラパヌイの人々

 

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