【76日目】その2 ブリティッシュエアウェイズのビジネスシート

英国航空

2008/05/29 その2

今回の世界一周旅行でいくつかの航空会社のビジネスクラスシートを体験してきましたが、今回カイロ・ロンドン便で使用したブリティッシュエアウェイズ(BA)のビジネスクラス「クラブワールド」のシートは他とは違ってユニークなものでした。

普通、飛行機の座席は全員が進行方向を向いています。これまでそれ以外の方向を向いているシートを見たことはありませんでした。しかし、このBAビジネスクラスは、隣り合う席がそれぞれ逆向きになっており、ビジネスクラスのシートの半数が「後向き」なのです。

これだと、2人組の旅行者などは、隣り合って話もしづらいのでは?と思いましたが、実際に着席してみると、逆にテーブルを挟んで正面に向かい合っているようになり、快適です。もし自分ひとりだけのときは、シャッターのようなものを閉めて完全にプライベートスペースにすることができます。

足元は広く、パソコン用電源や大画面のプライベートモニターも完備。もちろん、180度近くのフルフラットシートです。

今回のカイロ・ロンドン便の飛行時間は4時間半ほどだったため、ぐっすり眠るまでのことはできませんでしたが、旅行中にもう一度BA便のビジネスクラスを使う予定があり、それは10時間を超えるフライトです。このユニークなシートを再度じっくり満喫したいと思います。

そんなわけで、BA154便はロンドン・ヒースロー空港に定刻よりやや遅れて午前11時45分頃に無事到着したのでした。これから地下鉄で市内へと向かいます。

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【76日目】その3 雨のロンドン散策

ロンドン

2008/05/29 その3

ロンドン・ヒースロー国際空港に降り立ち、宿にチェックインするために地下鉄で市内へと向かいます。有名な話かもしれませんが、ロンドンの地下鉄の初乗り料金は4ポンド、なんと日本円にして約1000円もします。今後のイギリスでの物価が思いやられます・・・。7ポンドの一日乗車券を購入し、約50分ほどでホテルのあるベイズウォーター駅に到着。荷物を置いてさっそく市内散策へと出かけました。

ロンドン市内を歩くのは、初めて海外に出た大学2年のとき以来10年ぶり。その時は、人任せで動いていたため、ほとんど記憶がありませんが、今回は地下鉄を駆使して自由気ままに歩けそうです。

しかし、残念ながらあいにくの雨模様。これまでギリシャ以降、地中海沿岸~砂漠地方ではまったく雨に合うことがありませんでしたので、傘を使うのも久しぶり。今日の雨は、天候が変わりやすいイギリスならではかもしれません。降ったり止んだり、突然青空が見えたと思ったら急に厚い雲に覆われたり・・・。

そんな中、オックスフォードサーカス~ピカデリーサーカス周辺の街歩きからスタートし、気付いた徒歩でバッキンガム宮殿(右)までたどりつきました。巨大都市ロンドンですが、うまく地下鉄の1日券と徒歩とを組み合わせれば、かなり効率的にまわれそうです。しかしやはり空が真っ白だと写真が映えずに残念です。

その後も雨が止む気配はありません。当初は終始街歩きの予定でしたが、今日はインドアのほうがよさそうです。ということで、ロゼッタストーンを見るために大英博物館まで移動しました。

ロンドン

大英博物館は、世界4大美術館の一つとされています。僕にとっては、10年前に来たときはそばを通っただけで実際に中に入る時間がありませんでしたので、今日の入場をもって4大美術館すべて訪問達成となりました♪他の3つは、サンクトペテルブルグのエルミタージュ美術館、ニューヨークのメトロポリタン美術館、そしてパリのルーブル美術館です。

「古代エジプトの遺産が多い」というのがこの大英博物館の印象です。僕らは数日前にカイロのエジプト考古学博物館を訪れていますので、そのつながりに何かご縁をかんじています。ミイラなどの保存状態は、圧倒的にカイロのもののほうが良いのですが、何よりもここはロゼッタストーン(写真右)。思っていたよりも小ぶりではありましたが、古代エジプトの象形文字がぎっしり刻まれています。それぞれの解読の仕方の解説もあり、この部屋だけは常に人だかりで盛り上がっていました。

どうしても、美術館・博物館は長時間見て周ると疲れてしまうため、僕らはいつも、いくつか目的を決め、鑑賞したらすぐに出るというスタイルになっています。今回も1時間半ほどの最短で鑑賞を終了。大英博物館は入場料無料ですので、この物価の高いロンドンでは非常に助かりました。

明日は丸1日ロンドンの散策です。さて、天気はどうなることやら。

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【宿】ロンドン London house hotel

ロンドンの宿

ロンドンハウスホテル

ロンドン中心部Bayswater駅からすぐのところにある立地抜群のバジェットホテル。設備、スタッフともにかなりまともなホテルの部類かと思います。

ただし部屋が狭い!これまで泊まってきたなかで最小サイズです。部屋・シャワーはすべて清潔できれいなのですが、狭すぎるのが残念。無線LAN接続は有料。

ダブルルーム 朝食付き 1泊1室72ポンド(週末価格)

2008/05/29-31 合計2泊

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【77日目】迫力満点のタワーブリッジ

タワーブリッジ

2008/05/30

今日もロンドン散策。色々と観光名所をまわりましたが、その中で一番印象深かったのがテムズ川にかかるタワーブリッジです。

前回来たときに見たかどうか記憶が定かではないのですが、地下鉄タワーヒル駅を降りてこのタワーブリッジが目に入ったとき、「でかい!」とひことと。思った以上に大迫力で見た瞬間に大満足でした。この橋を見てロビンマスクを思い出さないわけはありません。

あいにくタワーブリッジ訪問時は曇っていたのですが、近くにある船着場から観光船に乗る頃には空からは暖かい日差しが少しずつ照りつけてきました。イギリス初の太陽です。暖かい日差しを浴びながらテムズ川をゆっくり渡っていくのはなんとも贅沢。この船に乗っているときに、「そういえば、10年前はこの船でグリニッジ天文台まで行ったなぁ」なんて思い出しました。

今回はタワーブリッジ、ロンドン橋を越えて西のウェストミンスター船着場へ。荘厳な国会議事堂、そして時計台ビッグベンが迫ってきたところで船をおり、さらにロンドン散策を続けていくのでした。

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【78日目】乗り換え続きの大移動で湖水地方へ

2008/05/31 

ロンドンは結局2泊しかしていませんが、また出国の際に戻ってくるだろうということでひとまずイギリス国内の遠いところから攻めていくことに。今日はロンドンからずっと北へ移動して湖水地方あたりまで列車で向かいます。

湖水地方の拠点駅ウィンダミアへは、ガイドブック(わりと最新)を見る限り、直通列車または1回の乗換えだけでいける様子。時間も3時間~4時間程度。書かれている通り、始発駅のユーストン駅にまず向かいました。

しかしチケット売場で聞いてみると、「ここからは直通列車は無い。キングスクロス駅に行ってみてはどうだ?」とのこと。ロンドンには長距離列車のターミナル駅が8つあり、かなりややこしいです。荷物を引きずって徒歩で20分、今度はキングスクロス駅でウィンダミア行きをたずねました。

チケットは無事発券されたようですが、プリントアウトしてもらった旅程を見てみると、なんと・・・「乗換え3回、合計6時間でウィンダミア着」とのこと。予定の倍近くの時間がかかるなんて・・・、理由は分かりませんが、事前に予約していなかったから直通列車の席が無かったのか、土曜日だから便数が激減しているのか、どちらの理由も合ってそうです。とにかく、12時25分にロンドン(それもキングスクロス駅ではなく、隣のパンクラス駅)を出発して18時04分ウィンダミア着で行くしかないようです。

1時間・1時間・2時間と細かな移動が続くのでうかうか熟睡できません。一度ミスしてしまうと最後、かなり困ってしまいます。また、駅での乗り換え時間もあまりなく、緊張が続くことになりました。

パンクラス駅から1時間、LEICESTER駅で乗り換えて北の大都市バーミンガム行きに乗ります。バーミンガムといえば、僕が10年前の夏休みに1ヶ月語学留学をした思い出の地。まさかこんな形でバーミンガム駅に降り立つとは夢にも思いませんでした。結局、乗換えだけですのでそんな感慨に浸る暇も無く、バーミンガムからオクセンホルム駅へと向かい、そこからようやくウィンダミア行きへと最後の乗換えになりました。

「夕方前には湖水地方に着いてリラックス」というわけにはいきませんでしたが、何とか無事ここまでたどりつけてよかったです。宿にチェックインしたのは7時前でしたが、なんとこのあたりは夜10時を過ぎてもまだ明るい様子。明日からも1日がとても長そうです。

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【宿】ウィンダミア St John's Lodge

湖水地方の宿

St John's Lodge

湖水地方の中心地ウィンダミアと、レイクサイドの町ボウネスとの間にあるベッド&ブレックファスト。

部屋の広さは上々で、内装はおしゃれ。ベッドの寝心地も抜群でシャワールームも高いレベル。何より、朝食に振舞われるイングリッシュ・ブレックファストのボリュームと味が抜群なので、一日を元気にスタートすることができます。

駅からは少しあるきますが、おすすめのB&B。無線LAN使用できます。

ダブルルーム 朝食付き 1泊1室73ポンド

2008/05/29-31 合計2泊

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【79日目】止まない雨は無い?

ボウネス

2008/06/01

今日はウィンダミア・ボウネスの町を基点にして湖水地方をテクテク回っていくぞ!と、貴重な一日の計画を立てていたのですが、残念ながら朝からわりと強い雨が降り注いでいます。宿でビッグなイングリッシュ・ブレックファストをゆっくり食べていても状況は変わらず、じっとしているのも仕方ないので出かけました

湖水地方は鉄道駅のあるウィンダミアを中心にバスやフェリー、ツアーや自転車などを駆使していろいろ動き回りながら自然の中でのんびりするような場所です。僕らはボウネスからフェリーで北にあるアンブルサイドという町を訪問、その湖畔を散策して、また次はどこへ行こうか・・・そう考えていたのですが、ザーザー降り続く雨には勝てません。

なんとか、アンブルサイドまではバスでアクセスできましたが、このあたりの小さな町の狭い路地などを傘をさして観光客のみなさんと行き交うのはやはり困難。イギリスに入って天候に恵まれないのは残念ですが、そればかりはどうしようもないので何とか一時的に止んだときにフェリーは楽しむことができました。

1日かけて色々とまわる予定は半分くらいになってしまいましたが、ロンドンとは対照的の田舎のイギリスの雰囲気を少しでも味わえたということで湖水地方の散策は終わりにしようと思います。晴れを願ってもう1日延長!ということもできなくはないですが、これはこれでご縁ということで、明日には次の町へと向かいます。次こそは青空を☆

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【80日目】その1 I am just happy to dance with you

ライムストリート駅

2008/06/02 その1

ビートルズ?そんなに詳しくは分かりません。聴いたことのある曲は多いとは思いますが、それらのタイトルもほとんど知りませんし、どれがビートルズの曲なのかも分からないと思います。唯一思い入れ(?)のある曲と言うと、9年前に大阪の某所で演奏した今日の日記タイトルにある一曲でしょうか。そんな僕がこの聖地リバプールへと降り立ちました。

雨が降り続いた湖水地方ウィンダミアからは電車で約2時間。2階の乗継を経てリバプール・ライムストリート駅へと到着します。勝手ながら田舎の港町を想像していたのですが、着いてみると駅は近代的なつくりで大きく、町へ降りてみても大型のショッピングストリートが盛り上がっている様子で、郊外の中でも割と中核都市のような印象を受けました。観光客のほとんどは、ビートルズ目当てのようです。ビートルズ関連のグッズに身を包んだ人が通りを行き交う姿がとても印象的です。

そんな町に降り立った僕は果たして、少しでも詳しくなって帰れるのか??今日の夕方以降と明日1日を使って、ビートルズゆかりの地を色々と訪ねてみることになりそうです。

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【80日目】その2 なんと、ビートルズツアー不催行

アルバートドック

2008/06/02 その2

宿にチェックインして、目の前にあるアルバートドッグへと散歩。横浜にあるやつみたいに、昔の倉庫を改装したのでしょうか。高そうなレストランや博物館、ショップがたくさん並んでいるオシャレなエリアという印象です。

そんな中に、ツーリストインフォメーションセンターがありましたので、有名な「マジカルミステリーツアー」の予約をお願いすることにしました。バスでビートルズゆかりの地をいくつもまわる2時間ツアーです。毎日1~2回催行しているということで、今日はもう遅かったので明日の昼便を予約してもらおうとしました。

しかし、なんと明日は朝・昼2便ともすでに予約で満席のため参加できないとのこと。なんと、さすがビートルズ、直前ではツアー予約は間に合わないようです。でも、ちょうどいいことに「今日の夜、追加で1つツアーが追加されたからそれに参加できるわよ♪」とのこと。うまい具合に30分後の17:30からのツアーに予約を入れてもらうことに成功しました。もしこのエクストラのツアーが無ければ、参加できていないところでした。

そんなわけで、指定された場所でツアーバスが来るのを待ちます。同じくビートルズファンらしき観光客も15名ほどそこにはいました。恐らく、このメンバーの中で僕が飛びぬけてビートルズについては知識が無いのは明白です・・・。

さてさて、予定時間が来てもバスがピックアップに来る様子はありません。出発時刻から10分が過ぎ、20分が過ぎ・・・。違うツアーバスが停留所に来ては、「これはビートルズツアーのバスか?」「違う!」の繰り返し。結局、係員ではなく他の参加予定者から「今日の夜のツアーはキャンセルになったそうだ・・・」と聞かされたのは1時間たったころでした。

みんな、予約したインフォメーションセンターに戻って払い戻し手続き。「今日しか時間が無いんだ、ふざけるな!」と叫んでいる人もいましたが、僕らはこんなトラブルはこの旅の中ではたいしたことないので冷静に払い戻しを受け、明日自分たちで公共バスなどでまわるための情報を入手しました。明日のツアーは現時点で満席ですし、この方法しか無いようです。でも、明日は丸1日時間がありますのでそれはそれでよかったのかもしれません。

夜遅くになって雲一つ無い青空になりました。明日こそは、イギリス初の一面の青空を見せてくれ~。

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【宿】リバプール フォーミュラ1ホテル

リヴァプールの宿

Hotel Formule 1

大型格安ホテルチェーン。部屋は簡素で、バス・トイレは共同ですが、安いのでそれだけで大満足です。

リバプール駅からは徒歩で15分ほどかかりますが、アルバートドッグが目の前ですし観光するには申し分ない場所にあります。ホテルの前から見える夕焼けが最高にきれい!無線LAN接続不可。

ダブルルーム 朝食無し 1泊1室33ポンド

2008/06/02-04 合計2泊

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【81日目】ペニーレーンとストロベリーフィールズ

ペニーレーンとストロベリーフィールズ

2008/06/03 

どちらのビートルズの代表的な楽曲(らしい)です。昨日の日記のとおり、「マジカルミステリーツアー」へは参加が出来なくなりましたので、リバプールにあるビートルズゆかりの地を公共バスを使って訪ねてみることにしました。

宿から徒歩2分のところにあるバスターミナルから86番のバスに乗り込み(1.5ポンド)、まずはペニーレーンを目指します。バスにアナウンスなどはありませんので、運転手に到着したら教えてもらうよう依頼。バスは中心部からグングン離れて20分くらい郊外の方へと進みました。

念のため、周りの景色には気を配っていました。すると・・・、おっと、今停車しているバス停に「PENNY LANE」と書かれています。でも運転手は他の乗客を降ろして出発しようとしている様子。急いで前まで駆け寄ってたずねてみると、「悪い、忘れてた!」とのこと。しっかりチェックしていないと乗り過ごすところでした。

観光客の姿はほとんどなく、たまにチャータータクシーが止まって「ペニーレーン」の標識前でバシバシ写真を撮って去っていく程度。歌詞の中に出てくる風景がここにあるらしいのでマニアは見逃せませんね。ペニーレーン通りを端から端まで散策したり、近くにある小学校のまわりを一周したりして、このあたりの散策を終え、次の目的地へ。

昨日入手した地図を見ながら、次はストロベリーフィールズという孤児院跡を訪れることにしました。バスでも行けるようですが、どうやら2-30分くらい歩けばたどり着けそうでしたのでテクテクと進んでいくことに。しかし気付いたときには2本くらい南の道を行っていたようです。でも偶然にも別の目的地のひとつであるポール氏の育った家がそこにありました。

その後北上し徒歩15分。無事、ストロベリーフィールド跡やその同じブロック内にあるジョン氏の家も見物することができました。ここからは76番のバスに乗れば一本で市内に帰れます。しっかりとバス路線と地図を調べておけば、こうして自由にまわれます。写真をゆっくり撮影し、急がされることなくマイペースで動くには、ツアーだと不都合だったかもしれません。結果論ですが、ツアー不催行・不参加が逆によかったですね。

リバプール大聖堂

今日一日ずっと晴れ。そんななか、ビートルズゆかりの地を色々たずねることができてファンのエミも満足した様子。イギリス初のこの天気の良さのもとで郊外や住宅街をのんびり歩けて良かったです。リバプール市内に戻っても真っ青の空は変わらず、世界最大級のリバプール大聖堂を訪れたり中華街を歩き回ったりと、精力的に動いた一日でした。

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【82日目】その1 リバプールからロンドンへ

ユーストンとハイドパーク

2008/06/04 その1 

今日は早くもリバプールを発ってロンドンに戻ります。そしてそのままヒースロー空港へと向かい、次の目的国へのフライトが待っています。

昨日の晴れた一日で大満足できましたので、リバプールは早めに発つことにしました。10:15発の特急列車に乗り込み、今回は乗換え無しの一直線です。2時間半後にロンドン・ユーストン駅に無事到着。5日ぶりにロンドンへと戻ってきました。

今日のフライトは22時ですのでまだまだ時間があります。ヒースロー駅に荷物を預けて駅前からロンドン名物2階建てバスで西へハイドパークを目指しました。しかしこれが大失敗!地下鉄なら5駅くらいですぐに着く距離なのに、ロンドン中心部があまりにも渋滞していてまったく進みません。なんとハイドパークコーナーまで1時間15分を要してしまいました。最初は楽しかった2階建てバスも最後はぐったり。途中で降りればよかったのでしょうけど、結局最後まで乗っていました。

ハイドパークの湖畔をゆっくりと歩き、そのままバスで来た道を徒歩で戻ります。オックスフォードストリートで軽く食事をしているとあっという間にタイムオーバーになりました。地下鉄でヒースロー駅に行き荷物をピックアップし、さらにそこから地下鉄で約1時間かけてロンドン・ヒースロー空港へと向かいました。

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【82日目】その2 ヒースロー空港ビジネスラウンジ

ヒースロー

2008/06/04 その2 

世界一周航空券ワンワールドエクスプローラのチケットも最初は分厚かったのにもう残り2枚。そのうちの1枚を今日使うことになります。

ヒースロー空港ターミナル4でブリティッシュエアウェイズBA9便バンコク行きにチェックイン。例のごとく2時間半前の早めのチェックインを済まし、こちらもあと2回しか利用できないビジネスラウンジへと向かいました。

やはり今回も感じるのはビジネスクラスの様々な面での快適さ。チェックインカウンターは、エコノミークラスは長蛇の列ができていたとしても、ビジネスクラスカウンターはは常に数名しか並んでいません。それなのにカウンターで対応する人数は多いのです。全く待つことなくチェックインができます。さらに空港によっては手荷物検査場も「FAST TRACK」レーンを使えますので待つことがほとんどありません。

そして今日はこのラウンジです。今までのラウンジと比べてそれほど広くなく、人口密度がやや高めで席を見つけるのに苦労しましたが、好きな飲み物やスナックは自由ですし無線LANも快適です。雑誌・新聞も各種そろっていますので、搭乗開始時刻まで何をしても楽しめます。

そして搭乗アナウンスがあったら搭乗ゲートへと向かい、これまたゲートに出来ている長い列をかきわけてビジネスクラスの優先搭乗ゲートから立ち止まることなく機内へと進むことができるのでした。

ヒースローのBAラウンジはいたってシンプルなつくりではありましたが、出発前のひとときを楽しむにはじゅうぶん。搭乗時刻の21:30ギリギリまで、もう残り少ないラウンジでの時間を過ごしたのでした。

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