
【1日目】その1 成田空港サクララウンジ


2008/03/15 その1
最近は朝早くの便に乗ることが多かったので、午後の成田空港というのは久しぶり。チェックインカウンターも比較的落ち着いていて、いつもと違う雰囲気を感じていました。
いよいよ世界一周旅行出発のために最初のチェックイン。すでに行列ができているエコノミークラスのカウンターではなく、JALのエグゼクティブクラス(ビジネスクラス)のカウンターへ初めて向かいました。二人分のキャリーバッグを預けて、JAL62便にチェックイン。
そして、ビジネスクラス利用客が出発までの時間を過ごすためのサクララウンジ(ビジネスクラスラウンジ)でビールを飲みながらこの記事を書いています。
人生初のビジネスクラスラウンジ。広々とした空間の中で新聞を読む人もいれば、ラップトップを広げて仕事をしている人の姿も。自分には縁が無いと思っていた場所に入ったことで、少々落ち着きを失ってしまいましたが、今はゆったりとソファにくつろぎながら無線LANを拾っています。
今回の世界一周旅行では、どんな楽しい出来事があるんでしょう。あと1時間に迫った出発を前に、ワクワク感が高まりつつあります★


【1日目】その2 経由地ロサンゼルス国際空港


サクララウンジにJL62便ロサンゼルス行きの搭乗開始のアナウンスが。荷物をまとめて搭乗口に行ってみると、すでに搭乗を待つ乗客で長蛇の列。しかし、ビジネスクラスのチケットを持っている僕たちは、スルスルと横をすりぬけて優先搭乗♪いろんなところでビジネスクラスのメリットを早くも享受しています。
17:20定刻どおりに飛び出した機内、ゆったりとしたビジネスクラスのシートをいろいろいじって遊んでいると、早速シャンパンでウェルカムドリンク。その後、メニューが配られて夕食が始まりました。前菜、メイン、デザートと3度に分けて出てくる食事はどれも美味しかったです。左の写真はがエミの和食前菜。
JAL自慢、180度平らになってゆっくり休めるのシェルフラットシートで、いつもよりはるかに快適に機内で過ごすことができました。
9時間後に降り立ったロサンゼルス空港のビジネスクラスラウンジでこの記事を書いています(写真右)。僕らはバックパックにフリース、ジーンズという明らかに「ビジネスクラス」に見えない格好だったようで、ラウンジに入った瞬間、「ここは入れないわよ」という対応をされましたが、チケットを見せると「オー、ソーリー、エンジョイ♪」と。
あと1時間半ほどで搭乗が始まるでしょうか。東京⇒ロス間よりもさらに長いフライト時間をかけて、LAN航空603便は僕たちの最初の目的国に運んでくれます。


【1日目】その3 ちゃんと見ろ、ビジネスじゃ!


2008/03/16 その3
ロサンゼルス国際空港のワンワールドラウンジでゆったりとした時間を楽しみ、いよいよ搭乗時間が近づいてきました。LAN航空603便サンチアゴ経由ブエノスアイレス行きの搭乗開始アナウンスがラウンジにも流れたので、荷物をまとめてゲートへ向かいました。
ゲートに行くと、搭乗を待つ人でごった返し。日本の空港の風景と同じように、長蛇の列が待ち構えていました。でも僕たちはビジネスクラス。人ごみをかきわけて横にある優先搭乗カウンターに向かいました。エコノミークラスの搭乗ゲートが開く前に、次々とビジネスクラスの乗客が乗り込んでいきます。
そして、僕らの順番が来たとき・・・
「ん?お前らはあの列の後ろに回れ!」
な、なんと・・・。僕らのチケットを見る前に、エコノミークラスのほうを指差して何か言っています。「は?ふざけるな!ちゃんとチケットみろや」と言いたかったですが、ビジネスの乗客らしくやさしくチケットを係員の目の前に差し出しました。
すると、態度は一気に急変。
「アイム、ソー、ソーリー。ソーリー。エンジョイユアフライト!」とやけに恐縮されてしまいました。先ほどのビジネスラウンジに続いて2度連続で見た目でビジネス客ではないと判断されてしまった出来事でした。それにしてもチケットを確認せずに決め付けたのは失礼極まりない☆
LANのビジネスシートは、JALのそれとは見た目は全然違って、ただ単に座席が大きく広くなっただけの印象でした。とはいえ、足はまっすぐ伸ばしても前の席に全然届かないですし、ほぼ水平になって横になれるので快適そのもの。シートベルトをつけると、前のシートポケットにあるものも取れないくらいです。
LAN603便は無事にロス空港をとび立ち、11時間かけてチリの首都サンチアゴへと僕らを運んでいくのでした。いよいよ人生初の南米大陸上陸が近づいてきました。
