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【13日目】その1 マチュピチュに向かうペルーレイル列車

ペルーレイル ビスタドーム

2008/03/27 その1

念願の世界遺産・空中都市マチュピチュに向かいます。

クスコからマチュピチュに向かう方法は、細かくはいろいろあるようですが基本的にはペルーレイルが運営する列車を利用することになります。一般的に旅行者が利用する列車は「ビスタドーム」と「バックパッカー」の2種類。前者が、天井部分がパノラマになっていたり食事がついたりするハイクラス。後者が通常の列車座席のみの提供のエコノミークラスです。

僕らが選んだのは、マチュピチュに向かう列車が本日の「ビスタドーム」、そして帰りが2日後の「バックパッカー」列車です。一度はパノラマ座席を体験したいけれど、帰りは節約したいということでこうなりました。

クスコからマチュピチュに向かう旅行者で一般的なのが、マチュピチュ村で1泊して翌日クスコに戻るというパターン。到着日にマチュピチュ全体を巡り、翌日朝にマチュピチュ全体が見渡せる「ワイナピチュ」に登るという旅程になります。僕らもこの1泊2日のマチュピチュ訪問を考えていたのですが、ギリギリにネットで予約しようとすると、どうしても1泊で帰れる日程の列車を見つけることができず、やむなく2泊となったのでした。せっかくなので、その2泊のマチュピチュ滞在を有意義なものにしてこようと思います。

2泊分だけの荷物をミニバッグに詰め込んで、残りの荷物はクスコの宿に預かってもらい、朝6時発のビスタドーム列車に乗り込みました。

あらかじめ座席は決まっているのですが、なぜか僕ら2名はバラバラの場所に配置されています。乗り込んでみると、同じように、グループなのに別々の席になっている方も多く、結局は僕らを含めて4人の日本人で1テーブルを囲むという理想的な形に落ち着きました。

同席したのは、千葉県在住の会社経営者の男性と、同じく千葉県在住(奈良出身)の学生さん。お二人とも、日本から強行軍でペルー旅行をされている方でした。僕なら高山病でぶったおれてしまいそうな日程でペルーに来ていることに、驚かされましたが、南米だけを目的とする場合はどうしても日程は強行になってしまうのは仕方ありませんね。会社経営の男性からは、これまでの一人旅の経験や、過去の世界一周旅行のことなど、興味深いお話をたくさんいただきました。ありがとうございました★

列車で提供される軽食を楽しみ、聖なる谷を越えていく車窓を眺めていると、クスコからマチュピチュ村(アグエスカリエンテス)までの道のりはあっという間だったような気がします。人を一人も見かけない大地から、キレイなレストランが並ぶ整備された駅に突然風景が変わったと思うと、そこが終着駅。いよいよマチュピチュ観光の拠点のマチュピチュ村に到着しました。

クスコのおっちゃんを通じて決めておいたホステルの女性に連れて行ってもらい、チェックインを済ませて、いよいよ今日の午後からマチュピチュへと出かけます。

当エントリの個別URL:【13日目】その1 マチュピチュに向かうペルーレイル列車

 

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