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【45日目】その1 イタリア・ユーロ圏の物価高に苦しむ!

2008/04/27 その1

今回の世界一周旅行では、1日に使っても大丈夫な「予算額」を日本円であらかじめ設定しています。ワンワールドの世界一周航空券や、大規模な移動などを除く、宿泊費・食費・観光費・移動費などを合計した額を、しっかり管理した上で予算オーバーしないように考えています。

これまで、南米・北米大陸ともに、それぞれの国別に見ても、考えていた予算をうまく達成しながら進めてきました。物価が高い国では自炊を進んで行ったり、逆に、宿泊費等が安く済む国では、レストランでしっかり食事するなど、うまくバランスが取れていたと思います。

しかし、ヨーロッパはそううまくは行きません。1ユーロが165円前後で推移している今日このごろ、日本人にとって最も、金銭的に旅行しづらい国々がユーロ圏・ヨーロッパではないでしょうか。特に、今僕らがいるイタリアは、ユーロへの統一前は物価がヨーロッパの中では割りと安いと言われていましたが、ユーロに変わって一変。僕は今のイタリアしか知りませんが、何をするにもユーロから円換算するとびっくりする価格になってしまいます。

気軽なカフェやバールなどでランチを取ろうとすると、二人それぞれ10ユーロの食事をして、合わせて10ユーロで飲んだとすると、合計30ユーロ。日本の感覚なら「3000円」と思ってしまいますが、換算すると5000円です。昨日乗った、ヴェネチアの水上バス、3駅区間15分ほどの利用ですが、二人で13ユーロ(2200円)。ナポリからカプリ島までのフェリー+青の洞窟観光まで含めると二人で105ユーロ(17000円)・・・など。

ローマからナポリ、ヴェネチアときて、1日たりともこれまで考えていた予算内に収まったことはなく、逆にかなりのオーバーを続けています。

もうこれは開き直りの境地で、ユーロ圏の国々では、予算を例外的に引き上げ、一つ一つの支払いにブルーな気持ちになることなく楽しく過ごさねばなりませんね☆・・・とはいっても、やはり何度もATMでユーロを引き出すのは精神的にきついものがあります。イタリアやその他のユーロ圏は見どころいっぱいで楽しい!でも物価の安いところにも早く行きたい。って、次、物価の安い場所はどこなのでしょうか・・・。まだユーロ圏が続くような気がしています。

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