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【45日目】その2 ヴェネチアで安く生き抜きたい

ヴェネチア

2008/04/28 その2

到着した昨晩は、日曜夜ということもあり、グロッサリーやテイクアウトの店が閉まっているところが多く、割と低価格のイタリアンに入りましたが、結局食事代にテーブルチャージや税金などが加わって30ユーロを超えるという事態になり、今日はできるだけ安く美味しく過ごしたいと思っていました。

街を散策していると、小さいながらもスーパーマーケットは3件ほど見つけましたので、0.8ユーロのフランスパンやらバナナやら、自分たちで食べていけるアイテムをいくつか入手。出来る限りレストランの部類に入ることなく、生きぬいていきたいと思います。

そんなときに目に入ってきたのが、ありがたき中華料理屋。さすがイタリアでもチャーニーズは問題なく存在しました。メニューを見てみると、チャーハンが3ドルからあるではありませんか。ペルーの中華ではどこで食べても美味しく、大量に盛られて出てきましたので、物価が高いヴェネチアでの救世主誕生!と思い、もうレストランで食べないという宣言は早速無視され、中華を試してみました。

しかし、ここはイタリアのヴェネチア。他の国の中華で出てくるようなボリュームを期待したのが間違っていたのか、チャーハンは1人前にも満たないような少量。別途オーダーした炒め物も同じく・・・。結局、腹6分目しか満たすことなく、追加オーダーせずにランチ終了。この2品に飲み物で14ユーロ(2300円)。僕らにとっては高い買い物なのですが・・・。再度、レストランではなくテイクアウトなどで食事を楽しむ宣言をするのでした。

そんな物価高に悩ませ続けてはいるものの、ヴェネチア自体の街並みは本当にうつくしく、感動的なものでした。地図をいくら駆使しても迷ってしまうほどの、迷路の様な街並みはマスターするのは難しく、地図など諦めて適当に歩くのが楽しいのかもしれません。人がふたり通れないような小道が続くかと思えば、いきなりレストランやカフェが立ち並ぶ明るい通りに出たり、気付いたら水路で行き止まりになっていたり。目的地を定めずに、わざと迷ってみると、意外な発見が続きます。

水上バスやゴンドラが流れていくのを橋の上から見下ろしたり、ロマンチックな結婚式を行っているイタリア人カップルを眺めたり、行列の出来ているジェラート屋に僕らも並んでみたり・・・、今日も天気の良いヴェネチアは、歩いているだけで楽しい街です。ゲストハウスも大変居心地が良く、ちょっと疲れたら部屋に戻ってコーヒーや紅茶をのんびり楽しんでいます。外でカフェするとすぐに10ユーロくらい出ていってしまうので・・・。

そんなわけで夜は、バールでパルマ生ハムがぎっしり詰まったホットサンドイッチ(3ユーロ)をテイクアウト。これがかなりのボリュームで、部屋でビールとともに楽しむとお腹は満腹。昼の中華、昨晩のイタリアンと比べても、こちらの方がしっかり食べれた感じがします。明日も何かテイクアウトのサンドイッチやらケバブなど楽しみそうです。

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