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【71日目】その1 乗合バスでワディムーサへ&悪人タクシー登場

セルビス

2008/05/24 その1

朝早くから行動開始。今日はアンマンのワヘダッドバスターミナルから乗合バス「セルビス」で世界遺産ぺトラの基点ワディムーサへと向かいます。

さっそく朝からトラブル発生。宿からターミナルへはタクシーを利用したのですが、到着したときのメーターは「1200」、これは「1ディナール、200フィルス」を意味します。荷物もあったのでチップ混みで2ディナール渡そうと思ったら、無愛想な運転手は「ノー!ノー!12ディナール!」と言ってきました。

明らかに旅行者を狙った詐欺行為です。僕らは昨日、何度かタクシーを使っていますのでメーターの見方は分かっています。運転手が騙そうとしていることが100%確信できましたので、こちらも「そんなものは払わない」の一点張り。運転手も意外とひきません。「12を払え!」と意地でも取ろうとしている様子。

仕方が無いので、近くにいる別のタクシードライバーを2人ほど捕まえて、その場所に運転手を連れて行こうとしました。すると、バレるのを恐れたか「3ディナールでいい!」と大幅割引・・・。でももちろん3ディナールなんて払う気はありませんので、英語の喋れる別の運転手に事情を説明したところ、「ダウンタウンからここまでだろ?荷物含めて2ディナールでじゅうぶんよ」と僕らサイドに立ってくれました。

悪徳運転手にポイっと2ディナールを渡して終了しましたが、朝から面倒なトラブルで時間を費やしてしまいました。せっかく、温和で人のいいヨルダン人というイメージでここまできていたのに、残念です。

助けてくれた運転手に礼を言い、ワディムーサ行きの乗合バスを探します。すると、遠くに「ぺトラ!ペトラ!」と叫んでいるおじさん発見。どうやら僕らのことを見つけて、手招きしてくれています。それも「早く急げ!」という感じで。僕らもコロコロとバッグを転がしながら大急ぎでバスに到着。乗合バス「セルビス」は、満席になったら出発するという仕組みで、逆に言うと、満席になるまでは出発しないのです。僕らが最後の2人の乗客だったらしく、最後列に2人で着席し、すぐにバスは出発しました。ギリギリでしたがかなりラッキーです。タクシートラブルでもっと時間がかかっていたら、もしかしたらこの便はミスしていたかもしれません。

ヨルダンの高速道路は整備がきちんとされているので快適です。セルビスは猛スピードで一路砂漠の中を南へと進みます。途中、15分ほどの休憩を挟んで、予定通り3時間半でワディムーサの中心部へと到着。あんなボロボロのバスでも、快適にハイスピードでとても安く都市間を運んでくれるので、ヨルダンの長距離セルビスはとても重宝しますね。

とくに宿も決めていなかったので、最初に部屋を見せてもらったオリエントゲートホテルにチェックイン。朝アンマンを発ち、もう午後1時には部屋で荷物を降ろしていました。

今日の午後と明日1日かけて、ワディムーサ・ペトラのエリアをゆっくりと散策できればと思っています。

当エントリの個別URL:【71日目】その1 乗合バスでワディムーサへ&悪人タクシー登場

 

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