
【世界遺産・トルコ】イスタンブールの歴史地区


アジアとヨーロッパの中間に位置するトルコのイスタンブールに広がる歴史地区全体が世界遺産として登録されています。歴史の波にのまれて、様々な変遷を遂げてきた都市、かつてはコンスタンティノープルと呼ばれていました。
今のイスタンブールは、歴史地区を歩けばその重みを感じ、新市街を訪れてみると、ファッションセンスあふれる店が立ち並ぶ近代都市の様相。旅人を飽きさせない、何日でものんびりしていたくなるような魅力的なところです。
ブルーモスク・アヤソフィア・トプカプ宮殿・地下宮殿など、歴史地区を一気に観光してから、ガラタ橋を渡って新世界へと歩みを進めていきましょう。
2002年3月訪問


【世界遺産・トルコ】カッパドキアのギョレメ国立公園と岩石群


キノコのような変な形をした岩石群が広がっているのは、トルコ中部のカッパドキア。イスタンブールから夜行バスで到着後、ギョレメ村の洞窟宿に宿泊しながら、この不思議な大地を回りました。キノコ岩石だけでなく、岩の中の住居や巨大な地下都市など、目に見える部分以上に見所の多いこと。数日間腰をすえてのんびりすることおすすめ。
2002年3月訪問


【世界遺産・トルコ】ヒエラポリス-パムッカレ


石灰棚パムッカレと古代都市ヒエラポリス、この2つがひとつの世界遺産として登録されています。パムッカレ村から見える真っ白な石灰棚を、靴を片手に裸足で登っていきます。ぬるい温泉水がとめどなく流れており、気持ちのいい裸足の散歩を楽しむことができます。
また、登りきったあとの上から眺める石灰棚も絶景。後に広がるヒエラポリス遺跡も古代都市がそのまま残されているものも多く、見所たくさんです。想像していた以上に充実度の高い世界遺産だと思いました。
2008年5月 港町マルマリスからバスで5時間。
イスタンブールまでバスで10時間。


【世界遺産・ヨルダン】ペトラ


映画「インディージョーンズ 最後の聖戦」の舞台にもなった世界遺産ペトラ遺跡。
ヨルダン南部ワディムーサの街の中心から徒歩20分。入口をくぐると、大地が引き裂かれたような岩の間を、灼熱の中、歩き続けます。そして目の前に宝物庫「エル・ハズネ」が突然現れます。ペトラのハイライトというべき風景です。
遺跡はあまりにも広く、周るには一日がかり。でも一番奥にある神殿「エド・ディル」まではどれだけ大変でもたどり着く価値はあると思います。これぞ世界遺産とも言うべき、ペトラ遺跡でした。
2008年5月
首都アンマンからワディムーサまで乗り合いバスで3時間半


【世界遺産・エジプト】ギザのピラミッド


世界一周旅行で特に行きたかった世界遺産のひとつが、エジプトのピラミッドでした。
エジプトへのアクセスや、カイロ市内、そしてピラミッドに行くまでのタクシーの中でトラブルや嫌なことはたくさんありました(日記参照)が、ピラミッド自体は期待通り、圧巻の大きさ・迫力で大満足でした。
ラクダには乗らず、自らの足でピラミッドの周りを回ったのは正解。間近まで行くと、積み上げられた石の多さと大きさを更に感じることができます。
2008年5月
ギザまでは首都カイロからタクシーで30分


【世界遺産・チュニジア】チュニスの旧市街


チュニジア随一の大都市である首都チュニスの中心部は、昼夜問わずに人が溢れかえっている活気にある街です。
その中心にある旧市街(メディナ)が世界遺産として登録されています。
一度入ると、二度と同じ入り口には戻って来れないのではと思うくらい、狭い道が色んな方向に伸びていて、たくさんの商店が軒を並べています。日本人は珍しいのか「ジャポン!」「コンニーチワ」というお決まりのご挨拶がたくさん。
2010年10月
チュニスには宿泊しなかったが、隣町のシディブサイドから電車なら45分、タクシーで20分ほど。


【世界遺産・チュニジア】カルタゴ遺跡


地中海沿岸にはローマ帝国時代の遺跡がたくさんあるけど、これもそのひとつ。ローマ、アレキサンドリアに続く第3の規模の都市だったようです。
今では、カルタゴ遺跡近辺は海沿いの高級住宅街となっていますが、ビュルサの丘やアントニヌスの共同浴場など、狭いエリアに見所が点在し、徒歩で半日くらいでたくさんまわれます。保存状態の良い遺跡も多数。
2010年10月
チュニスやシディブサイドから電車でアクセスしやすい。「カルタージュ・ハンニバル駅」を起点に徒歩で巡る。


【世界遺産・チュニジア】古都ケロアン(カイルアン)


狭い国土のチュニジアですが、解放的な北部地中海地区、南部サハラ地区、そしてケロアンを含む中部のイスラム色が強い地区、と三者三様。
ケロアン(カイルアン)は、イスラム教の重要な巡礼地。メッカ、メディナ、エルサレムに次ぐ第4の聖地なんだそうだ。
世界遺産地域のメディナ(旧市街)はとてもこじんまりとしていて、すれ違う人もとても穏やかでのんびりした雰囲気が漂っている。北端にあるグランドモスクの規模は大きく、さすが重要な聖地という感じがしたが、異教徒は奥までは入れないようだ。
2010年10月
チュニスからはバスやルアージュ(乗り合いタクシー)で2時間~2時間半くらい。南部から上がってきたのでガベスからルアージュで3時間でした。


【世界遺産・チュニジア】スースの旧市街


チュニジアの中で最も観光地化されていて、観光しやすく整備されていると感じたのがこのスース周辺でした。気候も良く、海が近くて、欧州からの観光客で溢れていて、これはこれで心地よい雰囲気です。
世界遺産に登録されている旧市街は、チュニスほど広くないものの、狭い路地にたくさんの商店が並んでいて活気もある。中心にあるリバトという建築物の塔の上からグランドモスク方向を見ると、旧市街とその奥に見える地中海が映えて美しい。
2010年10月
チュニスからだとバスやルアージュ(乗り合いタクシー)で2時間ほど。ケロアンからはルアージュで1時間くらいでした。


【世界遺産・チュニジア】エルジェムの円形闘技場(コロッセオ)


イタリアのローマにあるコロッセオも良かったが、このエルジェムの円形闘技場はローマのものよりも保存状態が良いと言われています。
確かに、全形がきれいに残されていて、破壊されている部分はほとんど無し。現在はコンサート会場としても使われているほど。ローマでは歩けなかった内部の中心部も普通に歩けます。何より、観光客が本当に少なくて、貸切状態のように見学できるのが良かったです。おすすめ。
2010年10月
スースからルアージュで1時間。ケロアンからは直通ルアージュが無く、スースを経由する必要があった。駅もあるので電車も使えます。
