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【41日目】その2 ナポリは恐怖の街?

ナポリ

2008/04/24 その2

ホステルに着き、荷物を置いた僕らはさっそく、ナポリの待ち歩きをしてみることに。しかし、中央駅から宿までの徒歩10分ほどの間でも、なかなか治安がよろしくなさそうな雰囲気がと伝わってきます。

宿のオーナーも、僕らが外出しようとすると、「ポケットにお金やカメラは絶対だめだ!」「盗られて困るものは宿においていけ!」「首からさげる袋に、最低限のものを入れて隠しておけ!」「かばんはすぐに紐を切られて奪われるから極力持ち歩くな!」など、入念に注意がありました。もちろん、どの街でも最低限の注意を払って旅を続けていますが、ここまでしっかり警告されたのは初めてで、気も引き締まります。いよいよ危険地域に足を踏み入れたのでしょうか・・・。最近のニュースから、危ういイメージが強いナポリですが、現在の状況はいまいち把握しきれていません。

ウンベルト1世通りというナポリのショッピングストリートも、ほとんどの店が閉まっていて閑散としています。そこから左右の小道に入っていくと、さらに薄暗くて危ない雰囲気が・・・。昼間なので大丈夫と思ってやや早歩きで見所を観て回りましたが、やはり他の街とは違う空気がナポリには漂っています。(※ほとんどの店が閉まっているのは平日のみで、土日は案外にぎわっていました)

そんなナポリの街も、中央駅から30分ほど南に歩いて港まで出ると、少し雰囲気が明るく変わります。写真左のヌオーヴォ城は、後ろに広がるナポリ湾と青い空に映えて大きな存在感がありました。さらにその奥にある、民謡で有名なサンタ・ルチア港も、カップルがゆっくりとした時間を楽しむ場所として、とても落ち着いた雰囲気です。少し怖いナポリの街も、こういう風景を見ていると癒される感じがあります。

右の写真は、処理されていないゴミの一部。近頃のニュースで取り上げられているナポリの風景がそのままいろんな箇所で見受けられて残念ですね。つねにゴミが山積みにされ、ゴミが舞っている。そんなナポリ中心部の様子です。

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