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【58日目】アテネから長時間フェリーで移動

ブルースターフェリー

2008/05/11

アテネには2泊しましたが、到着が2日前の深夜だったので、アテネ市内をじっくり見てまわれたのは実質昨日1日だけでした。でもコンパクトな歴史都市アテネを巡るには十分な時間でした。そんなわけで、今日は早くも次の場所へと向かいます。

アテネの港ピレウスを15時に出発する大型フェリーの行き先は、エーゲ海南東部に浮かぶロドス島。ロドス騎士団、ヨハネ騎士団などの名前で知られる、トルコ国境に近い大き目の島です。歴史とリゾートとが両方楽しめると聞いています。僕が昔にギリシャに来た時は、いろんな事情でロドス島までたどり着くことができなかったため、ここからは僕も初めて経験するエリアになるのでワクワクします。

この大型フェリー「ディアゴロス号」は、15時にピレウスを出航後、5つほど小さな島に立ち寄って最後にロドス島に翌日午前9時に到着します。その行程なんと18時間。僕のこれまでの長距離移動船舶部門で2位となる長時間移動です。ちなみに1位は富山⇒ウラジオストク便「ルース号」で65時間ほど、3位はタスマニア⇒メルボルン「スピリットオブタスマニア号」で12時間ほどだったでしょうか(両方とも若干ズレあるかも)。

僕らのチケットは「デッキ」クラス、飛行機でいうエコノミークラスでしょうか。基本は、部屋(キャビン)も座席も与えられず外で過ごさなければいけないデッキ組です。でも、座席に空席があれば、適当に陣取って寝床を確保します。そうでないと、いくらエーゲ海といえども夜中の航海はあまりにも寒いのです。

幸いこの時期は、まだまだ観光客が少ないですので、このディアゴロス号も驚くほどの乗客の少なさ。指定席の座席はほぼゼロの乗客です。ですので、僕らデッキクラスの乗客が、適当に一人3シートくらい占領して夜は眠ることができるようになりました。

このフェリーには豪華なレストランやバーから、エコノミーなセルフサービスレストランまで、設備がかなり充実しています。もちろん僕らは後者を何度か利用して、おいしく安いギリシャ料理を船内で楽しむことができました。

フェリーから見た朝の風景

本を読んだり、パソコンで仕事やブログをしたり、トランプしたり、船内探検をしているうちに、時間は思ったより早く経っていくようです。シートでしっかり睡眠をとっていると、いつのまにか日付が変わり、夜が明ける時間になっていたのでした。

当エントリの個別URL:【58日目】アテネから長時間フェリーで移動

 

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