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【95日目】その1 ルアンパバーン朝の風景「托鉢」

托鉢風景

2008/06/17 その1 

いつ終わるのか分からないくらいの僧侶の行列。そして道端でひざまずいてお布施を行う住民と観光客。これが世界遺産の町ルアンパバーンの名物である托鉢風景でした。

朝5時30分には宿を出発して、メインストリートの東、寺院が多く集まるエリアへと向かいました。すでに市場のようなものは開かれていて、僧侶が通る場所には大きな籠を持った人たちがその時を待っています。日本人の団体の方々をはじめ、観光客もその一瞬のために準備をしていました。

そして、オレンジの袈裟を身にまとった僧侶が次々とどこからともなく現れます。そして、彼らの持つ器の中に、次々ともち米や菓子、バナナなど色んな食料品をおさめていきます。その風景は、初めて見る僕らにとっては圧巻です。慣れない観光客の方々はとても忙しそうに次々とお布施していました。

世界遺産に登録されることで観光地化され、そのマナーも問われている現状はあります。でも、やはりここを訪れたからにはこの目でしっかりと見ておきたい光景です。今日は、フラッシュをバシバシ使ったり、僧侶の通行をさえぎったりする人はおらずにスムーズに托鉢が行われていたような気がします。このルアンパバーンの朝の風景は、これからも変わらず続いていって欲しいと願います。

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