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【クロアチア】9日目 帰国の飛行機に乗り遅れる寸前!

2009/10/12

昨日1日は古都トロギールを堪能し、いよいよ本日のフライトで帰国となります。 スプリット空港→ザグレブ空港→スキポール空港(アムステルダム)→成田と乗り継いでいきます。 最初のフライトである、スプリットからザグレブへのクロアチア航空便は朝の6時15分発という とても朝早いフライトです。

昨晩、空港へのアクセスについて宿のスタッフと話していたところ、彼の運転で朝5時発で空港まで連れて行ってもらうことに決まっていました。トロギールから空港までは近いので車で10分。チェックイン1時間前なら十分となるはずでした。

しかし、その予兆は前日の夜からあったのかもしれません。夕飯を終えてトロギールの町を歩いていると、デート中のそのスタッフを発見。「明日、寝坊しなければいいけど・・・」という心配は、まさに現実のものとなったのでした。

荷物を全てまとめて、さて彼の到着を宿のロビーで待つ。 この宿は夜間は人が居なくなるので閉まっており、実際は玄関前で待つ。

しかし、5時になっても彼は現れない・・・。 5時5分、10分になっても・・・。

さすがに「これはマズい」と感じます。このままでは、チェックインに間に合わない! つまり、この便だけでなく、次のザグレブ・アムステルダム便、 そしてアムス・成田便にまで影響が・・・。 最初のフライトに乗れなければ、すべてアウトになる計算です。

諦めて部屋の鍵を玄関に投げ捨て、バスターミナル前のタクシー乗り場へと急ぎました。 昨日の昼間はタクシーがたくさん停まっていたから、最後の手段として覚えておいたのです。

が・・・・・ 、この時間はタクシーが一台も居ない 絶望感が襲ってきます。時間は刻まれていき、すでに5時20分。チェックイン1時間を切りました。

約束していた彼が到着していないかと思い、再度宿に戻ってみたり、またタクシー乗り場に行ったりと2往復。小さな町なので一般車すらほとんど通らないのでヒッチハイクも無理。

5時30分をすぎて、「あぁ、今日は日本に戻れない。航空券も買いなおしか?」とトボトボしていたところに、一台の車が目の前をゆっくり過ぎる。「やっと彼がようやく来たのか!」と期待したけど、目の前を素通り。もう来ないだろうなと諦めムード。

と思ったら、その車はUターンしてタクシー乗り場の一番前に停車。おじいさんがゆっくりと出てきて、タクシーの黄色い表示灯を車体の上に装着しているではありませんか。

「おぉ、奇跡だ・・・」と駆け寄って、「アエロドローム(クロアチア誤で"空港"の意)」と伝えて、希望の値段にOKをもらい乗り込む。(もちろん、あとでチップ1割増しました)

タクシーは一路、スプリット空港へ。到着したのは5時45分ごろでしょうか。出発30分前なので、チェックインも最後のほうだったはず。 タクシー内では緊張が一気に解けてグッタリでしたね。

そんなこんなで、生きた心地のしない数十分間でしたが、無事にクロアチア航空651便に乗り込み、首都ザグレブへと飛び立ったのでした。ザグレブから国際線に乗り換えてアムステルダムへ、そして成田へと、何事も無かったようにその後の家路は順調にいきました。最後の最後にこんな波乱含みの展開になるとは。終わりよければすべて良しではあります。

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